小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

プロレス教育論

俺の進化が止まんね~

俺の進化が止まんね~ (by 棚橋弘至) 子どもたちと日々教室で奮闘している。そこで、改めて考えてみると、子どもたちは、日に5・6時間と新たなことにチャレンジ(学んでいる)していることに気づく。 教師はどうだろうか? 子どもと同じように新たにチャレン…

キレちゃいないよ

キレちゃいないよ。(by長州力) 「キレちゃいないよ。俺、キレさせたら大したもんだよ。まあ、キレさせてからだろうな。うん。でも、キレさせたらあいつリングから降ろさせませんよ。うん。まあ、キレさせてからだろうな。うん。」 と、有名な(笑)、長州語録…

休息なんかねぇぞ。俺らは一日でも休んだら勢い止まっちまうんだよ。まぁ、休みはあるけど。

休息なんかねぇぞ。俺らは一日でも休んだら勢い止まっちまうんだよ。まぁ、休みはあるけど。(by大谷晋二郎) 消費者マインドが蔓延している昨今、子どもや保護者も消費者マインドで学校教育に対峙しているのである。まるで、子どもや保護者が「僕たちはこれだ…

1番スゲぇのはプロレスなんだよ!

1番スゲぇのはプロレスなんだよ!(by中邑真輔) 中邑のこの言葉にプロレスファンは歓声を上げ、そしてプロレスファンでいることに誇りを抱いた。 翻って、「1番スゲぇのは教育なんだよ!」と、胸を張って、叫ぶことができるだろうか? なかなか胸を張って、…

やる人間よりも見る人間のほうが圧倒的に多い。だから“競技”じゃあナイんじゃないかなあ? 言い方を変えれば、“見世物”スポーツ。

やる人間よりも見る人間のほうが圧倒的に多い。だから“競技”じゃあナイんじゃないかなあ? 言い方を変えれば、“見世物”スポーツ。(by鈴木みのる) やる人間―教員の人数―よりも、見る人間―社会を構成している人―の方が、圧倒的に多い。だから、職業としても一…

プロレスはリアルとファンタジーの世界や!!

プロレスはリアルとファンタジーの世界や!!(by CIMA) プロレスのリングは非日常の空間である。「体の大きな人間たちが体と体をぶつけ合う」光景は日常では見られない。まさにファンタジーの空間である。そこに君臨しているプロレスラーとはファンタジーの…

何でかって? それは、鍛えてるからだ!!

何でかって? それは、鍛えてるからだ!!(by HARASHIMA) ある学級では、教師の発問に対して、子どもたちは押し黙り、俯き、虚ろな表情で座っている。一方、ある学級では、教師の発問に対して、意欲的に、前を向き、生き生きとした表情で話をしている。 どん…

技を出さない「余白」は大事にしたかった。

技を出さない「余白」は大事にしたかった。(by棚橋弘至) 現代は「高度情報化社会」と言われる。それほど、社会での出来事の展開が速く、サイクルも早くなっている。そのためか、「余白」―何もない時間―が無駄に思われている節がある。テレビでも「余白」であ…

いつ何時、誰の挑戦でも受ける!

いつ何時、誰の挑戦でも受ける!(byアントニオ猪木) 授業を見られる機会は、それほど多いとは言えない。だからか、教室を、そして授業を見られるということが苦痛になっていく。だが、見られることで教師として成長する機会となる。 だから、「いつ何時、誰…

オレたちは1+1は2じゃねえ。1+1で200だ! 10倍だぞ。10倍!

オレたちは1+1は2じゃねえ。1+1で200だ! 10倍だぞ。10倍!(by小島聡) まあ、10倍ではなく、100倍なのですが(笑)。勢いで言ってしまったのでしょうね(笑)。それは、さて置いて…。 これは小島聡が名タッグ「テンコジ」としての試合後の言葉…

相手がワルツを踊れば私もワルツを踊り、ジルバを踊れば私もジルバを踊る。

相手がワルツを踊れば私もワルツを踊り、ジルバを踊れば私もジルバを踊る。 (byニック・ボックウィンクル) 前回のプロレス教育論で「子どもたちの前に立つ教師として、子どもを嫌いになってしまうのはよくない。子どもたちを好きになり、愛さないといけませ…

愛してま~す!

愛してま~す!(by棚橋弘至) 教室では、教師と子どもが共に暮らし、「情」を交換し合う場である。時に、喜び、怒り、哀しみ、楽しむ場である。 子どもの変化が激しいと叫ばれて久しい。多様化する子どもたちと暮らすことは大変である。それと同じぐらい保護…

常に考えていなければならない。いま何をすべきか、どうすべきか、と。

常に考えていなければならない。いま何をすべきか、どうすべきか、と。(byタイガー・ジェット・シン) タイガー・ジェット・シンと言えば、かつて一世を風靡した名ヒールである。シンの代名詞と言えば、「サーベルを咥えている姿」であろう。また、「猪木襲撃…

プロレスはゴールのないマラソンだ。

プロレスはゴールのないマラソンだ。(by武藤敬司) プロレスはどのスポーツよりも勝ち負けが曖昧である。「試合に勝って、勝負に負けた」という言葉が似合うスポーツである。 教育も同じようにゴール、完成という地点が明確でない(人格の完成というゴールがい…

プロレスと教育

プロレスが再び熱を帯びてきている。実は、もう人生の半分以上をプロレスファンとして生きている。 そんなプロレスを観ていると、教育に通ずるというか、援用できるものはたくさんある、ということに気づく。プロレスだけでなく、プロレスラーの考え方等も含…