小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

動画で突きつける

国語の「話す・聞く」の単元。光村図書では「よい聞き手になろう」という単元。

ここでは、話すことはもちろん、それよりも「よい聞き手」になるということをねらっている。

子どもたちと、よい聞き手像を確認し、具体的な目標をつくる。そして、それを意識しながら単元の学習を進めていく。

そして、単元の最後に振り返りを行う。そうすると、なぜだか自己評価は高くなる(笑)。いや、高いのが悪いわけではないのだけど。メタ認知することは難しいのが実際のところ。

そこで、子どもたちの聞いている姿を動画で撮影する。それを子どもたちに見せる。「え~、何してるの!」「どこ見てるんだ」「これはダメだ」と、多くのことに気づいたようである。そして、ある子は自分の振り返りを思わず書き直す。

実際の姿を動画で見せる、ということは振り返りをする時には有効な手立てになりそうだ。