小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

小さな決定権から

子どもたちは何でも聞いてくれる。

「ここに貼ってもいいですか?」「青色で塗っていいですか?」「トイレに行っていいですか?」「おかずを残していいですか?」等々。

聞いてくれるというか、聞かないと決められないようだ。これは、子ども達だけの課題ではない。教師側の環境の調整不足が原因かもしれない。だから、子ども達が聞かないと不安なのかもしれない。

だけど、これでは「主体性」もない。だから、少しずつでも「主体性」を取り戻してもらえるように、決定権を渡す。

上記したことを聞きに来ると、「それは先生が決めていいの?」と返す。そうしているうちに、子ども達は「自分で決めます」と答えるようになる(笑)。

そうだよ、それでいいんだよ。失敗する、間違う、その時はまたやり直したらいいんだよ。