小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

プロレスはゴールのないマラソンだ。

プロレスはゴールのないマラソンだ。(by武藤敬司)

 プロレスはどのスポーツよりも勝ち負けが曖昧である。「試合に勝って、勝負に負けた」という言葉が似合うスポーツである。

 教育も同じようにゴール、完成という地点が明確でない(人格の完成というゴールがいちおうあるのだけど)。それでも、もちろん完成を目指していくのだけど。

だから、あくまでも最大公約数のゴールを決めるということは有効である。

しかし、そのゴール地点に到達することができると安心なのかというと、そうでもない。むしろ、ゴールがないと考えている方がよいのではないかと思うほどである。

でも、ゴールのないようなものであるからこそ、自分なりのゴールを考え、そこに向けて推し進めていくことが大切であろう。