辻村深月の作品。辻村深月の作品は好きで、ほとんどの作品を読んでいる。今回も楽しみに読み始めた。今回は、子どもを産めない夫婦、断腸の思いで子どもを手放すことになった幼い母の話。そして、特別養子縁組についても初めて知ることとなった。
基本的に、育ての親である「佐都子」、産みの親である「ひかり」
しかし、ある部分では視点がこの二人ではなくなる。それが第二章
視点の転換で思い出されるのは、やはり『ごんぎつね』。物語の最
さて、詳しい内容やクライマックスは、是非読んで確認してもらい
だけど、誰にも「朝が来る」のでは、というささやかな希望を感じることができた。
- 作者: 辻村深月
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2018/09/04
- メディア: 文庫
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