小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

腹をくくり、任せる

 クラス会議を年度始めから行っている(ちなみに、赤坂先生のクラス会議の提案を参考にしている)。子どもたちが自分たちで、他でもない自分たちや自分たちがくらす場所について話し合うことを大切にしている。そうでもしないと、主体性を育むことや協働するよさを理解することはできない。だから、クラス会議を教室に持ち込んでいる。

 そんなクラス会議で、「給食の食べ方を変えたい」という提案が出された。こちらとしては、「まあ、こんな感じに落ち着くだろうな」と予想をしていた。
 しかし、終わってみるとこちらの予想は見事に覆された(笑)。「それに決まっちゃうの!?」という感じ(笑)。
 だけど、子どもたちに自分たちのことを自分たちで考え、決定していく、ということを求めている以上、子どもたちの決定を無下にするわけにはいかない。こちらの考えに沿わせるだけなら、こんな時間は必要なくなる。
 もちろん、何でもあり、というわけではない。許容できないものだってある。それなら、子どもたちが決めた後ではなく、決める前に何らかのアプローチをしていないといけない。後出しじゃんけんのような真似はしてはならない。
 とにもかくにも、子どもたちが決定したのだから、腹をくくり、任せてやってみようじゃないか。どうなっていくのか、楽しみである(笑)。
赤坂版「クラス会議」完全マニュアル 人とつながって生きる子どもを育てる

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赤坂版「クラス会議」バージョンアップガイド―みんなの思いがクラスをつくる!

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