小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

誰もが誰かの

 板挟み状態になると、とてもしんどい。こちらを立てれば、あちらが立たない。もう投げ出したくなってしまう。

 この状態が学校ではあちらこちらに見える。担任は、保護者と校長の板挟み。その保護者は、子どもと学校の板挟み。また、校長は教員と教育委員会の板挟みのさらに、教育委員会は、世間と文科省の板挟み。
 と、まあ勝手に想像するだけでもこんなに板挟み状態を考えることができる。だから、とりあえず誰もが板挟み、ということを確認し合いませんか? そうすることで、ちょっとはその矛先を向ける手が緩みませんか?
 もちろん、こんなことを確認し合ったからといって、立ち現れている問題や課題は解決されないのだけど。
 でも、お互いに攻撃や牽制し合って消耗することは減るのではないだろうか。そんなことを考えてしまう様相が、現場にはある。こんなところで消耗している場合じゃないよな。