小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

洗脳という側面

 一昨日、クラス会議での子ども達の姿から感じたことを記事にした。

 kyousituchallenge.hatenablog.jp

 

 ここで見られた子ども達の姿は悪いものではない。

 しかし、少し考えてみる。

 子ども達は「自分たちで話し合う」ということの価値を感じている。だけど、「先生に言う」等の他の選択肢を選べないというか、選ぶことができない状況になっている、ということでもある。

 つまり、言葉は悪いかもしれないが、子ども達は「洗脳」されていることになる。

 繰り返しになるが、僕としては「自分たちで話し合う」ということの価値を子ども達が感じているのは悪くない、と思っている。

 だけど、やっぱり「洗脳」という側面があることは捨て切れない。だからと言って、子ども達に何某かの指導をすることを放棄するわけにはいかない。

 でも、そこで子ども達を「洗脳」しているのではないか、ということを自覚しておく必要がある。そうすることで、少しかもしれないが指導の仕方が変わるかもしれない。

 

 こんな記事を書いていると思い出したのが、堀江貴文の一冊。

  たぶん本棚のどこかにあったと思う。もう一回読んでみようかな。