小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

引っかかるか?

 先日、学校へ新たに導入されるシステムについての説明会に出席した。説明されたシステムは、個人的にはよいものだな、と感じた。学習の「個別化」を容易にできる。EdTecの文脈にも沿っている。上手く使いたいな、と思った。まあ、もちろん反発というか抵抗のある人も多いだろうけど。

 今回の話はこれがメインではない。その説明会で話されていた方が、もちろんだけど「よいシステムです」と話していた。その時に、「私は○○高校で学年の順位がブービーでした。そんな私でもこのシステムがあれば勉強しやすいです」みたいな話をされていた。
 この話で引っかかる所があっただろうか?
 僕は引っかかった。システムがよいのはわかる、だけど○○高校で学年の順位がブービーで云々が引っかかった。そこで、その○○高校の偏差値をググってみる。説明を聞きながら。
 偏差値は65。高いじゃないか(笑)。確かに○○高校の中ではブービーだったのだろうけど、全体的には高い方になるだろう。だから、さっきの話は納得できないというか、手放しで「そうですか」とは言えない。
 と、勝手に一人で考えていた。でも、繰り返しになるけどシステムはよいものだ、と思ったよ(笑)。ただ引っかかったというだけ。でも、ここで引っかかるか引っかからないかで大きく考えることは変わる
 これを面倒だと感じるかもしれないが、僕としては有意義な時間である。