「まんがで知るシリーズ」は誠実なつくり

　「まんがで知るシリーズ」の続編を遅ればせながら読んだ。今回も一気読み。やはり、リアリティのある題材であり、学校現場のことをよく理解した上で書いてくれているからだろうな。今作も、これを読んで学びが始まるものになっている。

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　また、今作も前作までと同様に引用・参考文献が多数掲載されている。これだけで、僕は「買って良かったな」と感じる。やはり、本を読んでいると、この記述はどこから来たのだろうか、と気になることがある。そこを明記してくれていると次につながっていく。

　だけど、このように引用・参考文献が載っている本というのも決して多くない。引用・参考文献が載っていることで、読者が難しく感じることがあるからだそうな。本当かな～。

　でも、この「まんがで知るシリーズ」は誠実なつくりがされている。過去記事にも書いたように、ここから学びを始めることになるだろう。まだ未読の方は是非とも読んでみてください。

まんがで知る未来への学び――これからの社会をつくる学習者たち