小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

チーム教師⑲「ゴマをすり、ゴマ化す」

 みなさんゴマは好きですか? ゴマってあの食べるゴマです。ちなみに、僕はけっこう好きです。ほうれん草はゴマ和えが一番おいしい、と思っています。それにゴマはなかなか栄養価が高く、体にもいいのです。しかし、ゴマの殻は固い。だから、そのまま食べると体に取り入れにくい。そこで、することで体に取り入れやすくなる。これを「ゴマすり」と呼ぶ。また、ゴマ油なら、いろいろな料理に足すことができる。みそ汁やサラダに一杯足す。これを「ゴマ化す」と呼ぶ。

 さて、チーム教師からずいぶんと離れたような話が続いている。いやいや、これはただ単にゴマについての話をしているわけではない。ここから、チーム教師につながるので、もうしばらくお付き合いいただきたい。

 人と付き合う上で、「ゴマすり」「ゴマ化す(誤魔化す)」というのは嫌がられる行為ではないだろうか? もちろん、露骨にしてしまうと軋轢が生まがちではある。だけど、上手く使えば、人付き合いの潤滑油ともなる。これは、教師がチームになっていく上でも必要な考えでもある。

 チームになろうとして、正攻法で正面からつながろうとすると軋轢も生まれやすい。それだけでなく、適度に「ゴマすり」「ゴマ化す(誤魔化す)」ということを戦略的に行いたい。決して悪いことではない。目的はチームになるためなのだから。

 ゴマがチームになるためのコツを教えてくれた(笑)。