これまで、チーム教師と題し、
教師がチームになることができたら、きっと職員室には「安心感」 が生まれる。教室に「安心感」があるようにすべきことは、 よく言われることである。でも、それは子どもたちだけでなく、 教師にだって必要なものである。「安心感」がないと愚痴の一つもこぼせなくなってしまう。逆風が吹き荒れる教育界にとって、これは辛い。だから、「安心感」を生むために、教師がチームになる必要がある。
もちろん、「安心感」があるということは、 全員の仲がよいということではない。もちろん、 合う合わないがあるので、別に仲よくなる必要はない。それに、 全員が仲よしにならないといけない、 となると余計な圧力が生まれそうだ。そうなると、「安心感」 からは遠のいてしまう。
そして、「安心感」が生まれることで生産性も上がる。なぜなら、「安心感」が生まれることで「リスク」を取ることができるようになるからだ。「安心感」がないと「リスク」は取れない。失敗したとしたらどこから矢が飛んでくるかわからない状況で「リスク」なんて取れない。反対に、失敗したとしてもフォローしてくれたり、相談に乗ってくれたり、笑い話にしてくれたり、としてくれるとどうだろうか。これだと「リスク」を取ることができる。つまり、「安心感」が生まれることで生産性があがるというわけである。
生産性を上げ、教師の魅力化のために、僕たち教師はチームになりましょう。