小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

くすんだ目

 早くも九月の半ばを過ぎた。少しずつではあるが、秋らしさも感じられるようになってきた。でも、まだまだ残暑は厳しい。

 そんな中ではあるが、運動会を控えいる学校は、練習に追われている日々ではないだろうか。いろいろと批判がなされているが、やると決まっている以上、何もしないわけにはいかない。みなさんお疲れ様です。
 日々の忙しさや夏休み明けの慣れからか、目が死んではいないだろうか? くすんだ目になっていないだろうか?
 夏休み明け、あんなに子どもたちを肯定的に好意的に見ていたのに、今ではそんな余裕もない。そんな状況に陥ってはいないだろうか。たぶん、見えている子どもたちの姿はあまり変わってはいないのだ、と思う。きっと、一番変わってしまっているのは、自分自身の「目」ではないだろうか。
 もちろん、練習の疲れや学校生活の慣れ等、変化する要因はある。だから、全く変わらないとは思っていない。それは僕たち教師だって同じだろう。
 幸いにも明日から三連休です(もしかすると運動会本番を迎える学校もあるかもしれない)。自分の「目」の状態を見直してみてはどうだろうか。そして、連休明けには、再び新鮮な目で子どもたちを見てみませんか。