小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

何もかもを忘れないために

 僕にとって定番グッズは「手帳」である。

 手帳は書店で売っているような一般的な手帳を使っている。教師が使いやすいように作られている手帳は使ったことがない。

 手帳には「To Doリスト」を書いている。仕事を始めた時に、多くの仕事に飲み込まれることがしばしばあった。それを解消するためにも「To Doリスト」を書くようになった。書き始めた時は、抜け落ちることが多かったが、今ではないと仕事ができないぐらいになっている。手帳を自宅に忘れたら、書いていた「To Doリスト」を思い出して紙に書きだすことさえするぐらいだ。

 これは、一般的な手帳の使い方だろう、と思う。あともう一つ、僕としては大きな意味を持たせて手帳を使っている。それが、日々の気づきを手帳に記録するということである。

 一日の終わりに、その日に思い出せる象徴的なことに対しての気づきや思いを書くことにしている。書くのは寝る前が多いように思う。書くのを忘れて次の日に書こうとしても忘れている。つまり、書き残さない限り、全てのことは忘れていく。忘れることは悪いことではないが、僕としては忘れたくない。それが自分にとってよくなかったものであったとしても。今はそう思っているだけで、未来では別の意味合いを持つかもしれないから。

 こんなことを考えていると、やはり書かずにはいられなくなっている。だから、僕にとっての定番グッズは「手帳」ということなのである。

 この手帳への書き出しについて興味を持たれた方は、過去記事を参照してください。

kyousituchallenge.hatenablog.jp