小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

どうして時短するの?

 同僚の先生から、「U-Tchallenge先生って、パッパッと仕事してるよね、すごいわ」というお褒めの言葉? をいただいた。「ありがとうございます」と素直に? 受け取っておいた。

 僕としては、そんなに特別なことではないように思っている。もちろん、僕なりにパッパッとできるように、考えながら仕事をしてきたつもりではある。

 では、どうしてパッパッとして、時短を目指しているのか? ということ。この答えには三つある、と考えた。

 一つ、自分の思い描いているようにしたい、ということ。何年か仕事をしていると、自分なりのスタイルみたいなものもできる。それの通りにやっていきたい、と思っている。その方がストレスは少ない。

 二つ、退勤時間を死守するため。教師である前に一人の人間である。自分のためにも家族のためにも時間を使いたい。というか、使わざるを得ない時もある。ここに時間を使いたいため。

 三つ、教師は他者との関わりが多い仕事だから。子どもたちや保護者、そして同僚から急に声がかかることがある。それは仕方のないこと。だから、前述したものと矛盾するが、自分の思い描いている通りになる、ということはあきらめている(笑)。

 このイレギュラーに対応できるように、パッパッとできる時はできる所はそうしているつもり。いつでもそこに駆けつけられるような余裕は残しておきたいから。よって、僕はパッパッとやっているけど、これが7~8割の力の入り具合となっている。いや、もう少し抜いている気もしている(笑)。

 この三つの中でも、やっぱり三つ目の理由が一番大きい、と思っている。「働き方改革」が推奨されて久しい。時短するのを目標にすることだけでも学校現場にとっては意味があるように感じている。だけど、時短してどうするのか、ということを考えていないと「無味乾燥な働き方改革」になってしまうのではないか、という思いを抱いている。

 こんなことを考えられたので、同僚の先生には感謝しないといけないな~。