小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

支流での気づき③「どう見られているかを自覚する」

 少し間隔が開いてしまいました。支流での気づき第三弾です。第一・二弾は過去記事を参照してください。

kyousituchallenge.hatenablog.jp

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 学級担任をしていないので、担任が不在になる学級があると入ることがある。学級担任しているとあり得ないぐらい、いくつもの学級に入った。

 そうすると、それぞれの学級での子どもたちの反応が違う。ある学級では子どもたちがいつもより緩む。またある学級では子どもたちがいつもより締まる。つまり、どちらも普段の子どもたちの様子が違うということだ。
 どうして違うのだろうか?
 当たり前ではあるが、学級担任と僕との違いということになる。もっと言うと、学級担任と僕への子どもたちの眼差しが違うということだ。
 学級担任や僕を含め、教師一人ひとり個性がある。それを子どもたちは観察している。「こんなことしたら何て言うかな?」「こう言えば何をするかな?」等。本当によく見ている。担任していた子どもたちから「U-Tchallenge先生ってこれが口癖だよね」と聞かされたことがある。ちなみに、僕は全然気づいていなかった。
 少し話がそれたので、元に戻そう。
 教師一人ひとり個性があるので、子どもたちのその教師への反応は違ってくる。担任でない僕が学級に入る時には、僕の個性を純粋に観察しているわけではない。子どもたちはごく自然なこととして、学級担任と僕とを比べている、と思われる。もちろん、学級担任だって歴代の担任等の大人たちと比べられているだろう。だけど、学級担任をしているとこういう感覚は持ちにくい。なぜなら、一つの学級だけで多くの時間を過ごすから。
 学級担任をしていないで学級に入ることで、自分が子どもたちからどう見られているのか(どう比べられているのか)ということを知ることとなった。学級変われば見方が変わっているのだ、という考えれば当たり前のことに気づいた。
 これも学級担任をしていないから気づけたことだ。支流での学びが多く、楽しい時間となっている。
 
 これで今年のブログ更新も最後になります。ご愛読していただいたみなさん、スターをつけていただいたみなさんありがとうございました。来年もご愛顧よろしくお願いしますm(_ _)m