年度末が近づいてきています。あっという間に2月に入りました。いやー、あともう少しですね。名残惜しい方、せいせいしている方、まあいろいろだと思いますが、あと少しです。
さて、年度末になると学校評価アンケートを実施しませんか? 僕の学校ではしています。保護者にアンケートをする。その結果を見るのは、やっぱりドキドキします。まあ、僕は気にしながらもあまり気にしませんが(笑)。
子どもたちにもアンケートを実施しています。僕としてはこちらのアンケート結果の方がドキドキしています。誰が書いたかということがわかってしまうから。まあ、今年度は担任をしていないので、このヒリヒリ感は感じなかったのですが。
若手がこのアンケート結果を見てぼやいていた。「あんなに休憩時間に時間を割いて、話を聞いているのに、『話を聞いてくれますか』という評価が低いんですけど」と。
「うんうん、そんな姿を確かによく見たよ。子どもたちの話を聞いてたよね。事務仕事をしたいけど、ぐっと堪えてね。知ってる知ってる。なかなか報われないよね」と、フォローした。
その後、少し言葉をつづけた。
「だけどね、子どもの目から見てみるとそう感じなかったのかもしれないね。子どもがそう感じている以上、もっとできることがあるのかもしれないね。まだまだできるぞって言ってくれてるんだよ。その何かがわかればこの仕事もっと楽なんだけどね」と。
ちょっとしゃべりすぎたかな、と思った。だけど、僕の学級経営の考え方が表れている表現だったな、と感じている。
教師は子どもたちにこんなことをしている、と自負する。それは悪くない。だけど、それが子どもの目から見てみるとどのように感じられているだろうか、ということを想像してみないといけない。そうでもしないと独りよがりの学級経営になってしまう。
そんなことを考えた。アンケート結果に一喜一憂するのではなく、これからの実践を考えるきっかけにしたいものだな、と改めて思った。