小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

4月までに読みたい本【学級経営編】PART2

 早いもので、もう3月となった。3月は去る、と言われるように別れの季節でもある。別れがあれば出会いもある。4月になれば新たな出会いがある。その中でも、4月から学校現場に足を踏み入れる方々はワクワクドキドキしていることだろう、と思う。

 そんな方たちの助けになればいいな、と思い、読んでおくとよい本を紹介します。これは昨年も記事にしました。その記事に数冊付け加え紹介します。昨年の分は過去記事を参照してください。

kyousituchallenge.hatenablog.jp

 

向山洋一『学級を組織する法則』明治図書

 学級は放っておいてもまとまらない。学級を学級らしくするためには手立てが必要になる。そのための手立てをわかりやすく説明してくれている。学級を組織するという基本を示してくれたのが本書である。

学級を組織する法則 (教育新書 131)

学級を組織する法則 (教育新書 131)

 

 

⑦俵原正仁『なぜかクラスがうまくいく教師のちょっとした習慣』学陽書房

 学級の子どもは、「2:6:2」で分類できる、と言われます。前の2は「A ZONE」、つまりよい行いをする子。後ろの2は「C ZONE」の子、つまり不適切な言動をする子。そして、6は「B ZONE」の子、つまり特に目立たない子。学級をまとめていくのに「B ZONE」の子に注目していくことの必要性をわかりやすく、面白く解説してくれています。これは本当におすすめ!

なぜかクラスがうまくいく教師のちょっとした習慣

なぜかクラスがうまくいく教師のちょっとした習慣

 

 

⑧岩瀬直樹・ちょんせいこ『よくわかる学級ファシリテーション①-かかわりスキル編-』解放出版社

 教師はファシリテーターのような存在になっていく必要がある、という話を聞いたことはないでしょうか。そのための方策をいくつも紹介してくれています。また、学級開きからの一週間を丁寧に説明してくれています。温かい学級を創っていこう、と思っているのなら必読です。 

 

 気になるもの一冊でもいいので、是非読んでから4月を迎えてください!