今週のお題「卒業」
卒業の季節になりました。今年はいつもと状況が違うので、すんなりと卒業を迎えられないのではあるが。節目の季節には変わりない。
卒業というのは子どもたちにとって門出の日である。その保護者にとっても大切な日である。この日を迎えられ、感動もひとしおであろう。
それは教師にとってもそうである。卒業を迎えると、卒業式に出席している子どもたちを見ると、今までのことが報われたな、と感じる。それまでいろいろなことがあったにも関わらず。心からよかったな、と思う。また、この仕事をしていてよかったな、とも思う。卒業とはそういう日である。
子どもたちも同じように感じるようである。普段あまり関わらない子でも声をかけてくれる。いろいろあった子でも殊勝な言葉をかけてくれる。卒業とはそういう日である。
別れがあるから、この仕事のよさがあるのではないか、とさえ思う。だからこそ、教師は卒業や学級じまいということに心を傾けるのである。別れがなく、終わりがないとなると正直しんどいだろうな。
でも、教師にとっては、卒業を迎えて全てをチャラにするというのではいけない、と考えている。この日まで、それなりにいろいろとあったことを振り返らないといけないのではないか。
まあ、別にこの卒業の日にしないといけないわけではない。その日が過ぎてからでもいいから、自分の中で一区切りつけないといけない。このことこそが、教師としての力量を積み重ねていく上で大切なことであろう。僕はこう考えている。こういうことは過去にも記事にしています。この考えは大きく変わらないだろうな、と自分では思っている。
kyousituchallenge.hatenablog.jp
最後はちょっと卒業からそれてしまった。まあいつものことかな(笑)。とにもかくにも、卒業を迎えたみなさん、おめでとうございます!