小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

臨時休校の学校現場⑧「なくなって気づく」

 臨時休校になり、職員室で過ごすことが圧倒的に多くなった。つまり、職員室でのデスクワークが中心となった。こんなことは長期休暇の時しか経験しない。いや、長期休暇でも経験しないぐらいかもしれない。長期休暇だと、適度に年休で休んだり、研修等で出張することもあるからだ。

 だからか、職員室のあちらこちらで「疲れた~」という声が聞こえてきた。普段の方が客観的に見ても忙しそうにしているのに。忙しくないはずなのに疲れるのである。おかしな話のように聞こえるのだけども。

 ここで思うのは、「やっぱり学校には子どもたちが必要なのだ」ということ。やっぱり、学校という場は子どもたちがいてなんぼだということ。教師は子どもたちの姿を求めていること。このことを改めて感じることができた。

 でも、これは当たり前のことだ、とも思う。学校は子どもたちの姿があってこそ。教師は子どもたちがいないなら、ただの教え好きな大人になってしまう。

 なくなって気づくものがある。ある時にはそのありがたみをわからないでいる。愚かだな、と思う。だけど、気づけてよかった。そのことを忘れてはいけない。でも、また忙しさにかまけて忘れてしまうのだろうな。その時はこの臨時休校の時のことを思い出そう。書き残しておこう。やっぱり、学校には子どもたちの姿が必要だ、ということを。

 

【過去記事】

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