前回は「学校に必要なもの」を考えた。今回は「学校になくても平気なもの」
なくても平気なのは「長い会議」。 これは臨時休校になる前からも感じていたものではあるが。
侃々諤々と会議が行われる。そして、会議が長時間に及ぶ。 だいたい議論しているというより、 どうするか決まらずに右往左往しているようにも感じるが。
臨時休校の間は侃々諤々することもできない。なぜなら、 先の見通しが持てないから。侃々諤々する余地がない。 管理職や学年主任等である程度の叩き台を出し、 それを検討するという流れになっていった。
それで何も困ることはなかった。いや、 むしろ無駄な部分がかなり削られているという印象であった。 もちろん、叩き台なので完璧ではない。 時には修正されることにもなる。でも、 これは平時でも同じようなことが起こる。だから、 これが本来あるべき形なのかもしれない。
完璧主義に陥るのではなく、ある程度のものを出す。そして、 それをメンバーで手直しする。 これが基本的な流れになるとよいのではないだろうか。
侃々諤々することは悪いことではないが、 それで決めるということが進まないのならば良くないだろう。
これを機に、会議の進め方というか考え方を確認しておきたい。 せめて、自分の考え方を明確にしておきたいものである。
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