GWも近づいてきた。学校が臨時休校になり、
多くの自治体は、ギリギリまで悩むようである。 未曾有のことであるので、 なかなか回答を出せないのは理解できる。でも、 現場としては早く回答を出してほしい。それは、 子どもたちや保護者にとってもそうであろう。 ギリギリまで悩むことはけっこうであるが、 割を食うのは現場や子どもたちや保護者なのである。だから、 あちこちから大きな声小さな声と違いはあるが、 不満や不安の声が漏れ聞こえてきている。
だけど、繰り返しになるが、未曾有のことであるので、 なかなか回答を出せないのは理解できる。だから、 現場にいる者としては、誰かが決めるのを待つだけではなく、 この状況の中でできることを考えたい。また、 ある程度これからのことをシュミレーションし、 何パターンかの対応を用意しておく。 これぐらいのことはできるのではないだろうか。もちろん、 それを考えたとしても意味がなくなってしまうかもしれない。 だけど、ここで地団駄を踏んでいるだけにはなりたくない。
小学校では、今年度から新学習指導要領が全面実施される。 そこでのキーワードと一つが「主体的・対話的で深い学び」 である。なぜ、これがキーワードの一つになったかと言うと、 予測困難な未来を力強く生きることができる資質・ 能力を育成するためである。 予測困難な状況が図らずも起こっている。 これを乗り越えていくために、先述のキーワードなのである。 となれば、子どもたちだけでなく、教師だってこの状況を主体的・ 対話的になり、 乗り越えていかないといけないのではないだろうか。 誰かが決めてくれる、誰かが答えを持っているなんてことはない。 ましてや地団駄を踏んでる場合でもない。今だからこそ、 教師が学校が主体的・対話的に変わるチャンスなのかもしれない。
【過去記事】
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