小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

悩んだから強いんだ!

悩んだから強いんだ!(by大谷晋二郎)

 

 新型コロナウイルスが猛威を奮っている状況が続いている。ゴールデンウイークが過ぎ、少し明るい兆しが見え始めている。しかし、油断は禁物だ。これで収まっていけばいいのだが、不安は残る。やはり、慎重な姿勢を崩さない方がいいのではないだろうか。

 そうとは言いながらも、いろいろと活動を再開していきたい。今回記事にしているプロレスだってそう。学校での教育活動だってそう。正直なところを言うと、早く活動を再開させたい。

 でも、先述したように不安は残る。それに最悪のケースを考えてしまう。いや、最悪のケースを想定しないといけないだろう。こうしていると、なかなか一歩が踏み出せない。

 そして、そうこうしている内に、また状況が変わる。その繰り返し。

 先が見通せない中で、一つ一つ手探りで次の一手を考える。考えている内に、前提の条件が変わり、再度考える作業をしないといけない。もう悩みは尽きない。正直しんどい状況である。

 だけど、この悩みが尽きない状況がこれからの未来には多く立ちはだかるのではないだろうか。だからこそ、新学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」が提唱されている。

 悩むことは確かにしんどいことである。だけど、悩んだからこそ得られるものはあるのではないだろうか。つまり、悩んだからこそ強くなれるのだ。

 現在の状況では悩みは尽きない。でも、この悩みこそが教師としての自分が強くなれるチャンスかもしれない。強くなろうと思えば、悩みに主体的に挑むということが必要になる。

 なかなか先の見通せない状況ではありますが、自分なりに悩み抜き一歩を踏み出してみたい。きっと、悩んだ分だけ強くなっているはずだから。