小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

ポスト・コロナの学校現場⑧「ストレスの溜まる日々」

 今日はスポーツの日。本来なら東京五輪で盛り上がっている時期であった。でも、そうはならなかった。まさか、こんなことになるとは思いもしなかったのが正直なところである。

 学校だと本来なら一学期が終わり、夏休みを迎えているところであった。でも、そうはならなかった。まあ、しょうがないか、というのが現在の正直なところである。

 夏休みが短くなり残念というのはもちろんあるが、なぜいつもこれぐらいの時期に夏休みに入っているのか、ということを痛感している。とにかく暑いのだ。マスクを着用しているからというのも差し引いても、とにかく暑い。屋外での活動はかなり危険を伴う。となると、登下校だって危険である。夏休みって、安全面に配慮するという意味でも必要だよな、と感じた。

 暑くてストレスが溜まる。それだけでなく、現在の学校現場では子ども・教師共にストレスの溜まる状況にある。その代表的なもの三つを挙げてみる。

 一つは無言給食。会食はリスクがかなり高い。だから、無言で飛沫感染を防ぐようにしている。何も楽しくない…。食べるという楽しみを作業にしてしまっている。これだったら個人個人家で食べる方がよっぽど楽しいよな、と思ってしまう。仕方のないことだとは理解しているけども。

 二つはソーシャルディスタンス休憩。休憩の時間なんて子どもたちが一番楽しみにしている時間だ、と言っても言い過ぎではない。だけど、ここにも制約が生じる。無言とは言わなくても、マスクの着用やソーシャルディスタンスの保持等、しなくてはならない。子どもたちはそれでも楽しんでいる様子ではあるが、そこで指導しないといけないのは気が重い。ここぐらいいいようには思うけどな…。と、思いながら子どもたちを指導している。

 三つは消毒作業。教室等、子どもたちの多くが触れる所を消毒している。これがけっこうバカにならない作業なのである。それなりの時間がこれに割かれるようになる。その時間が貴重な時間でもある。家庭への連絡、次の日の準備、同僚との談笑等。やらないといけないのはわかるけど、いつまでやらないといけないのだろうか。

 このような状況においても、子どもたちはよくやってくれている、と感じている。それに応えないといけない、と思い僕たちも必死に踏ん張っていますよ。

 

【過去記事】

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