教育者として成長するために、修養として「植物を育てるとよい」と聞いたことはありませんか。何かの本か論文かで、目にしたことがあるように記憶している。でも、植物を育てるなんて…、と思い、植物を育てることもなく時間を過ごしていた。
ひょんなことから、植物を育てるということとなった。植物を育てている間に、前述した言葉を思い出したのだ。
植物は自ら何かを発してくるようには見えにくい。しかし、水をやる。肥料をまく、愛でる等していると何かしら応えてくれる。これらを怠ると、すぐに枯れてしまう。
つまり、こちらは関心を向け、何かしらの働きかけをする。その見返りというわけではないが、花が咲く、実がなる等、何かしら得るものがある。
このようなことが、教育という営みに通ずるものがあるのだろう。だから、「植物を育てるとよい」ということなのだ。
このようなことを確認できた。植物を育てるということは、確かに教師にとって意義のあることだ。
ということで、今日も植物を愛でることにしよう。