小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

近いような、遠いような

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」

 

 敬老の日が近いということで、お題が「おじいちゃん・おばあちゃん」となったのだろう。せっかくなので、自分自身の「おじいちゃん・おばあちゃん」のことを思い返しながら記事を書いてみる。

 思い返しながら、という部分で察していただけるような気がする。僕の「おじいちゃん・おばあちゃん」は、もうすでに亡くなっている。思い返すことが、少しでもの供養になるかな。

 さて、「おじいちゃん・おばあちゃん」のことを考えてみると、思いついたのがタイトルにもしている「近いような、遠いような」ということ。つまり、「おじいちゃん・おばあちゃん」が、近い存在のようにも感じていたし、遠い存在のようにも感じていたということ。

 「孫ほどかわいいものはない」とよく言われるように、「おじいちゃん・おばあちゃん」としては、孫はかわいいようだ。それは僕だってそうであった。かなりかわいがってもらったように記憶している。いろんな所に連れて行ってくれたし、いろんな物を買い与えてもらった。誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントだってもらった。だから、当たり前のように近い存在であった。

 それが、自分自身が年齢を重ねるごとに、遠い存在と変わっていった。年を重ねると「おじいちゃん・おばあちゃん」に会うのが億劫に思うようになった。それは、何も「おじいちゃん・おばあちゃん」に対してだけではないのだが。いろいろなことについて考え、何となく面倒に思うようになる。いわゆる中二病かな(笑)。

 このような経緯があって、「近いような、遠いような」ということなのである。だけど、やっぱりいなくなってからは、「もう少し会っておけばよかったかな」なんて思うことになる。敬老の日を意識したのも、「おじいちゃん・おばあちゃん」がいなくなってからなのだ…。だから、「おじいちゃん・おばあちゃん」との時間を大切にしてほしいな、と思います。