小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

ポスト・コロナの学校現場㉔「分散型研究授業」

  学校が休校していた時にや学校再開の前段階として、「分散登校」なるものが多くの学校で実施されていた。一斉に登校するのではなく、分散して登校するのである。だから、教室には約半分の子どもたちしかいない状況であった。

 これは案外よかったようだ。教師からすると、子どもの人数が少ないので一人ひとりとの時間を多く取ることができる。子どもたちからすると、教師が丁寧に接してくれているように感じる。お互いにとってよかったようだ。そんなことを職員室でも耳にしたし、ネットの記事等でも目にすることがあった。

 さて、休校が終わり、学校生活は制約があるとは言え、通常のように感じられるようになってきている。そうなると、止まっていた学校での教育研究が進められるようになってきた。

 そこで、一つの課題として挙がってきたのが、研究授業の仕方。多くの学校では、一つの教室での授業を多くの教職員が参観し、それについて協議をするという形を取っているであろう。僕の所属校もそうであった。しかし、そうすると教室の「密」は避けられないのだ。三密回避と叫び、学校でも新型コロナウイルス感染拡大防止について取り組んでいる。それに逆行するような形になってしまうということだ。

 ということで、所属校では一つの教室での授業を参観するのではなく、二つの教室での授業を参観するようにした。つまり、教職員を分散させるということにした。そうすることで「密」は避けられることとなった。

 また、分散させたことにより、協議会の人数が少なくなった。協議会も二つに分散させたのだ。そうすると、一人ひとりが話すことのできる時間が増えるし、話しやすくなっていたようにも思えた。昨年までなら、発言する者に偏りがあるように感じていたのだが、多くの者が発言できたようであった。

 「分散型研究授業」も悪くないな、と感じた。怪我の功名といったところだろうか。ちなみに、この「分散型研究授業」というのは、僕が勝手に命名したものである(笑)。正式名称のようなものがあるのなら教えてください。

 

【過去記事】

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