小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

ポスト・コロナの学校現場㉚「防衛反応」

  新型コロナウイルスの流行により、学校教育も大きな影響を受けている。もちろん、良くないことが多く、そのフォローに現場は力を入れざるを得ない状況である。

 しかし、禍を転じて福と為すということもある。その一つが「GIGAスクール構想」である。「GIGAスクール構想」とは、「1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育 環境を実現する」というものである(文部科学省)。

 新型コロナウイルスの影響で、学校は休校を余儀なくされた。その間、「学びを止めない」という方針のもと、学校は動いた。だが、かなりアナログなやり方でしのぎ切ったのが実情であった。そこで、文部科学省は本腰を入れて「GIGAスクール構想」を進めている。その甲斐あり、僕の所属している自治体を含め、全国で急ピッチでICT環境が整備されている。

 それは喜ばしいことである、と僕は感じている。であるが、全体がそういう雰囲気ではない。露骨に嫌がるというか不安がる様子も見て取れる。また、現場では二項対立のような様相を見せつつある。

 ウイルスに感染すると人間は高熱になる。平常の体温(平熱)は脳が決めているが、感染症の時はその設定が高温に切り替わる。なぜなら、体温を上げたほうが、ウイルスや細菌の増殖が抑えられ、白血球(ウイルスや細菌と闘う細胞)の働きが強くなる等、感染症と闘いやすくなるからだ。つまり、発熱は体の防御反応の一つである。

 この防衛反応を先程の「GIGAスクール構想」に対して、嫌がるというか不安がる者の様子に当てはめてほしい。嫌がるというか不安がるというのは防衛反応の一つである。つまり、その者は必死になり、自分を守ろうとしているのである。だからこそ、嫌がるというか不安がる気持ちは理解したい。そして、無駄な二項対立のようなことは避けたい。こんな所で消耗している暇はないはずだから。

 

【過去記事】

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

 

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp

kyousituchallenge.hatenablog.jp