小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

授業・学級経営・仕事術 教師生活で大切なことを考える会

 昨年の終わりに「授業・学級経営・仕事術 教師生活で大切なことを考える会」に参加しました。若松俊介先生、樋口万太郎先生、小谷宗先生を講師として迎えた会であった。

 樋口万太郎先生、小谷宗先生は出版された『教壇に立つ20代のあなたに伝えたいこと』を、若松俊介先生は出版された『教師としてシンプルに生きる』を軸にしてお話された。そして、最後には参加者の質問に答えながらの座談会であった。

 個人的には若松先生がお話しされていた「シンプルに生きる」ということが考えさせられた。

 経験を積んでいくうちに自分の中にもう一人の自分がいるような感覚になってきている。表面での反応と違う反応をしている自分がいるということ。そうなってくると、一つ一つのことに素直に反応できなくなってきている自分に気づく。

 決して悪いことではないのだけどそれってどうなのよ、と思いながら悶々と日々を過ごしていた。会に参加して、そんな自分もやっぱりいいものだ、と思えた。

 「シンプルに生きる」ということは決して簡単に生きるということではない。でも、一言では言い表せないようなことではある。是非とも書籍を手にして「シンプルに生きる」ということをもっと考えてみたい、と思わされた。