特別支援学級担任をして抱いた思いや課題を記事にした。
kyousituchallenge.hatenablog.jp
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今回は特別支援学級担任をして思ったことを提言と言うほどではないが、考えを記事にしてみる。
それが特別支援学級よりも通級指導教室を拡充したいということ。誤解を恐れずに述べるなら、特別支援学級はなくなっていけばいい、と思う。特別支援学級はなくなればいい、というのはいささか暴論のように聞こえるかもしれないので、きちんと釈明? する。
少子化により子どもの数が減少しているにも関わらず、特別支援学級に入級する子どもの数は年々増加している、ということは耳にしたことがあるだろう。
「何が何でもインクルーシブだ」、「フルインクルージョンこそ全てだ」等とは言わない。しかし、通常学級で上手くいかないから特別支援学級で、ということが少なからずあるのではないだろうか。個人的な感覚ではあるのだが、特別支援学級に入級しなくてもいいのではないだろうか、と思う子どもがいることも確かだ。
よって、子どもの数が減っているにも関わらず特別支援学級在籍児童数が増加するのは、通常学級や学校に何かしらの課題があるのだろう。
その課題は、通級指導教室を拡充することにより解決できないだろうか。通級指導教室では、通級という名前の通り、数時間通いその子の苦手な部分の補充や克服のための指導がされる。現在、特別支援学級となっているものが一学級だけでも通級指導教室になれば、多くの学校に通級指導教室が置かれることになる。もちろん、特別支援学級を一学級なくせばそれが通級指導教室になる、ということに自動的になるわけではない。
特別支援学級に入級させ簡単に分けるのではなく、通級指導教室に通うしかも自校で通うことができる環境を整える。このことはまずできることであるし、整備していかないといけないのではないだろうか。