小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

一斉授業

 放課後に出張があったので、いつもより少し早めに子どもたちには帰ってもらわないといけなかった。そこで、算数の授業をベタベタの一斉授業を行った。
 そうすると予定の時間よりも大幅に早く終えることができた。だけど、学習内容を減らしたわけではない。全て取り扱った。また、「ペアで確認する」「指示を徹底させる」等のテクニックもふんだんに駆使した。子どもたちに休みを与えず、脳みそに汗をかかせる、ということを意識した。
 そうすると、授業後は「フロー状態」になった。子どもたちからそのような様子が見られた。でも、一番感じたのは自分(笑)。子どもたちだって「わかる」「できる」という思いを持つことができた。教師としても「集中して授業できた」と感じ、満足感を得られた。
 だけど、これが毎回毎回だったら良くはないかな、とも思う。これだとずっと「与える」ばかりになってしまうから。もちろん、こういう一斉授業が必要ない、というわけではないのだけど。