小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「全員が」を取ってみる

前回の続き。 『学び合い』の考え方を取り入れ、授業や学級経営を進めている。 『学び合い』の課題をつくる時、主語に「全員が」入ることが多い。そうすることで、本当に全員を求めるということを明確にするのだ。 これはとても強力な言葉だと思っている。だ…

『学び合い』という考え方

「アクティブ・ラーニング」が教育界を席巻している。一時ほど言われることはなくなってきているが。ここで注目されているものの1つに『学び合い』がある。 『学び合い』とは、上越教育大学の西川純が提唱している考え方である。 『学び合い』は考え方だ。…

小さな決定権から

子どもたちは何でも聞いてくれる。 「ここに貼ってもいいですか?」「青色で塗っていいですか?」「トイレに行っていいですか?」「おかずを残していいですか?」等々。 聞いてくれるというか、聞かないと決められないようだ。これは、子ども達だけの課題で…

引き継げるもの、引き継げないもの

この時期、学校の至る所で引き継ぎを行う様子を目にする。また、近年特別支援教育の推進の一環として、学校現場では「個別の指導計画」や「配慮が必要な子への対応」等を作成している。それを基にしながらの引き継ぎ、情報共有もされる。これらのことは極当…

動画で突きつける

国語の「話す・聞く」の単元。光村図書では「よい聞き手になろう」という単元。 ここでは、話すことはもちろん、それよりも「よい聞き手」になるということをねらっている。 子どもたちと、よい聞き手像を確認し、具体的な目標をつくる。そして、それを意識…

リスタート

GWも終わり、また新たにスタート。 お互いにしんどい中でのスタート(笑)。お互いしんどいながら来られた、ということを大切に。そして、来られなかったからといって悪いわけじゃない。もちろん来てほしいのだけど。気持ちは十分にわかる。 さて、学級開きか…

声を聴く

学級開きがあり1か月が経つ。こちらも子どもたちも新しい環境に慣れてきた頃だろう。だから、お互いに良いところ、悪いところがわかってきたと思う。それを考えながら次のステップに進みたい。 さて、この時期は家庭訪問が行われるのではないだろうか。自分…