小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

ポスト・コロナの学校現場

コロナ禍の学校現場

コロナ禍の学校現場での様子、僕が考えたことや感じたことを書き留めておくように、「臨時休校の学校現場」「ポスト・コロナの学校現場」と題し、記事をいくつか書いてきた。それが約一年を経過したので、まとめを作り、連載を終えたい。 コロナ禍という状況…

ポスト・コロナの学校現場まとめ①

kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallen…

ポスト・コロナの学校現場まとめ②

kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallen…

ポスト・コロナの学校現場㊶「学校(教室)に集まる意味」

前回は、子どもたちを学校(教室)に集める意味について書いてみた。どちらかと言うと、教師側からの目線で書いたものになった。今回は、視点を子どもたち側に移し、「子どもたちが学校(教室)に集まる意味」について書いてみる。 僕の考える子どもたちが学校(…

ポスト・コロナの学校現場㊵「学校(教室)に集める意味」

新型コロナウイルスの影響により、三密を避けるということが徹底されている。 しかし、学校現場はこの三密が守られているとは決して言えない。いや、三密を避けるために努力していないわけではない。むしろ、かなり努力しているつもりではある。それでも三密…

ポスト・コロナの学校現場㊴「大切なものを確かにする」

新型コロナウイルスの影響により、例年通りとはいかないことが多くあった。学校や教室でもそのように感じることがいくつもあった。例えば、「机と机の間を空ける配置にしないといけない」「話し合いをなるべくしないようにする」等々。挙げればきりがない程…

ポスト・コロナの学校現場㊳「動画配信でできないだろうか?」

学年末が近づいている。新型コロナウイルスの影響により、例年通りとはいかない一年が終わりを迎えようとしている。学校現場は大きな変化が見られた。しかし、大きな混乱はあまりなく学年末を迎えようとしている。これだけでも万々歳ではないだろうか、と思…

ポスト・コロナの学校現場㊲「心を開く」

緊急事態宣言が延長されることになった。全体的には感染者は減ってきている。しかし、まだまだ油断は禁物ということであろう。少し緩むと感染者数は増えていく。まあ、妥当な判断なのかな、と思う。残念ではあるが。 このような状況が続いていくと、どうして…

ポスト・コロナの学校現場㊱「見えてないものにすがる」

緊急事態宣言が延長されることとなった。緊急事態宣言が発出されて少しは状況がよくなったようには思うが、まだまだ予断の許さない状況には変わりはないということなのだろう。 そんな中、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の失言が連日取り上…

ポスト・コロナの学校現場㉟「駄目なら変えよう!」

早いもので2月になりました。年度末が近づいてきているということになります。どの学校においても今年度の取り組み等を総括し、来年度につなげるという時間にしているのではないだろうか。 今年度は新型コロナウイルスの影響で、例年通りとはいかないところ…

ポスト・コロナの学校現場㉞「したたかに」

以前、この「ポスト・コロナの学校現場」の中で、「防衛反応」という題で記事を書きました。内容を簡単に説明すると、「GIGAスクール構想」により学校現場に一人一台端末が導入されるが、それに不安や恐れを抱いている光景が見られるようになっている、とい…

ポスト・コロナの学校現場㉝「不安をケアする」

前回の「ポスト・コロナの学校現場」の記事の中で、以下のようなことを書いた。 不安な日々を過ごしているであろう子どもたちをケアするということも忘れてはいけないだろう。 書いたものを見返して思ったのだが、なかなかいいことを書いている、と(笑)。 緊…

ポスト・コロナの学校現場㉜「緊急事態宣言、再び」

新型コロナウイルスの感染が、首都圏を中心に全国的に拡大してきている。そのため、一都三県に緊急事態宣言が発出された。そして、この緊急事態宣言は一都三県で終わらず、他の都道府県にも広がりそうである。 緊急事態宣言は発出されたが、学校の一斉休校は…

ポスト・コロナの学校現場㉛「長い二学期」

例年よりも長く感じる二学期となった。 臨時休校の学習の遅れを取り戻すことを目的とし、夏休みは短縮された。つまり、二学期が例年よりも長くなった。また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、学校行事が縮小・中止となるものがあった。 ということで…

ポスト・コロナの学校現場㉚「防衛反応」

新型コロナウイルスの流行により、学校教育も大きな影響を受けている。もちろん、良くないことが多く、そのフォローに現場は力を入れざるを得ない状況である。 しかし、禍を転じて福と為すということもある。その一つが「GIGAスクール構想」である。「GIGAス…

ポスト・コロナの学校現場㉙「自己規制を超えるには」

新型コロナウイルスの感染が、全国的に再び拡大してきているように感じる。第三波と言えそうな様相である。なかなか好転していかない。 このような状況になってくると、当然学校現場も無縁ではいられなくなる。再び、教育活動の見直しが迫られる。文部科学省…

ポスト・コロナの学校現場㉘「寛容な心で」

新型コロナウイルス感染拡大防止に努めているが、なかなか状況は好転してかない。全国各地で毎日のように新型コロナウイルスの感染者が出たことが報道されている。また、政府が行っている「Go To キャンペーン」が新規予約を停止する等、また厳しい状況に向…

ポスト・コロナの学校現場㉗「主体的に考えたい」

新型コロナウイルス感染拡大防止に努めているが、なかなか状況は好転してかない。全国各地で毎日のように新型コロナウイルスの感染者が出たことが報道されている。また、政府が行っている「Go To キャンペーン」が新規予約を停止する等、また厳しい状況に向…

ポスト・コロナの学校現場㉖「差別・偏見を退ける」

新型コロナウイルス感染拡大防止に努めることが続いている。これまで「ポスト・コロナの学校現場」と題し、数々の記事をアップしてきている通りである。感染拡大防止に努めると共に、学校現場で進めていることは「差別・偏見を退ける」ということである。 文…

ポスト・コロナの学校現場㉕「分散型研究協議会」

前回のこのポスト・コロナの学校現場の記事で「分散型研究授業」という取り組みについて報告した。これがなかなか僕としてはよい取り組みだな、と感じている。 ということで、それに気を良くしたのでさらに取り組みを進めてみたのが、今回のタイトルにある「…

ポスト・コロナの学校現場㉔「分散型研究授業」

学校が休校していた時にや学校再開の前段階として、「分散登校」なるものが多くの学校で実施されていた。一斉に登校するのではなく、分散して登校するのである。だから、教室には約半分の子どもたちしかいない状況であった。 これは案外よかったようだ。教師…

ポスト・コロナの学校現場㉓「お気楽な思考」

この前、車の点検ということでディーラーへ行った。そこで、店員の方から「新型コロナの影響はどうですか?」と、聞かれた。僕は「いや、特には」と、答えた。 深く考えて出した言葉ではない。店員との会話を手っ取り早く終わらせたい、という思いがあったの…

ポスト・コロナの学校現場㉒「愚痴や本音が言える場を」

新型コロナウイルスの影響で、いろいろなことに制限がかかるようになっている。今までできたことができないというのは、どうしてもストレスが溜まる。まあ、これは仕方のないことではあるのだけど。 でも、やっぱりストレスが溜まる(笑)。それは教師だってそ…

ポスト・コロナの学校現場㉑「ゼロリスク信奉を捨てる」

ポスト・コロナの学校現場の記事の中でも書いたように、新型コロナウイルスの影響でリスクを回避することが難しくなっている。もちろん、少しでもリスクを小さくしようと、学校現場だけでなく多くの場で苦心されている。 学校はこのリスクについて大いに考え…

ポスト・コロナの学校現場⑳「引きこもりがち?」

多くの学校現場は、運動会が終わり、一段落といった所である。ご多聞に漏れず、自分が在籍している学校もそうである。そんな時期ではあるが、生活チェックアンケートを実施した。簡単に言うと、日々の生活習慣や生活リズムを把握するためのアンケートである…

ポスト・コロナの学校現場⑲「ワークシート押しの違和感」

以前に、この「ポスト・コロナの学校現場」の記事の中で授業のことに触れた。時間数の確保や少ない時間数で学習内容を終わらせようとしている。休校が長く続いたので、このような状況はやむを得ないように思う。でも、そんな中でも「子どもたちが考える時間…

ポスト・コロナの学校現場⑱「葛藤の中でいるということ」

以前の記事でも書きましたが、新型コロナウイルスの影響で行事の計画が難しい状況です。二学期というのは、大きな行事が多くあります。運動会、遠足、学習発表会、修学旅行等々。 だから、これらの行事を実施するのか、ということに頭を悩ませることになりま…

ポスト・コロナの学校現場⑰「ありがたみが薄まる」

臨時休校中、もちろんでありますが学校が休みとなりました。だから、子どもたちはそれぞれの家庭で時間を過ごすこととなった。共働きだとやりくりが大変だっただろう、子どもも大人も家庭にずっと縛り付けられるのは大変だっただろう、ということが想像でき…

ポスト・コロナの学校現場⑯「歪みが見えてきた」

何回も述べてきましたが、新型コロナウイルスの影響で学校が休校となった期間がありました。だから、標準と言われる学習進度よりも遅くなっているのが学校再開時点での状況でした。 それに対応するべく、各自自体で夏休みの短縮や土曜授業の実施、七時間授業…

ポスト・コロナの学校現場⑮「疲れが出てきている?」

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐということを目的に、いろいろと対策が取られるようになり久しい。 そこで出てきたものが「コロナ疲れ」という言葉。長引くコロナウイルスによる影響により、不安やストレスを感じ、それが原因で心身の状態が悪くなってし…