小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

変な横並び

梅雨がやっと明けました。そうすると、今度は猛暑が続いています。本当に嫌になってしまう…。 七月に雨の日が多かったのでプール学習が予定通り進められなかったのではないでしょうか? 僕の学校もそうでした。 でも、日頃の行いのよい学年があり(笑)、その…

夏休みにすること

今週のお題「夏休み」 夏休みだ。何だかんだ言って、やっぱり夏休みが始まって嬉しい! さて、毎年の夏休みにすることが三つある。 一つは、一学期の振り返り。 一学期というのは、学校では始まりの時期。ここで新たに感じたことや考えたことを反芻してみる…

関わることで失われるもの

毎度おなじみの? 初任の先生からお悩み相談があった。「気になる子への周りからの眼差しが気になる」とのこと。「例えばどんなあたりが?」と聞き返してみる。そうすると、「その子が勉強できないみたいに見られているように思うんです」とのこと。 という…

算数授業をパターン化する~導入「選択させる」~

4年生「何倍でしょうか」の授業。 問題文を板書する。「テレビとうの高さは90mで、これは百貨店の高さの3倍です。百貨店の高さは、学校の高さの2倍です。学校の高さは何mですか?」 これだけ書くと長いし、よくわからなくなってくる(笑)。案の定、子…

家族との思い出

今週のお題「空の写真」 今回のお題はなかなか難しい…。空の写真なんて撮らないよ…。そんなおしゃれな生活してないよ…。そんなことを思いながら画像フォルダを探してみる。 あった! 写真というか風景の写真だけど。まあ、空もしっかりと写っているのでいい…

チーム教師⑳「安心感ができると」

これまで、チーム教師と題し、教師がチームになるための方策や考え方を提示してきた。今回からは、少し趣を変えて、教師がチームになることができたら、どうなるか、ということを提示していきたい。つまり、未来に目を向けてみよう、ということです。 教師が…

チーム教師⑲「ゴマをすり、ゴマ化す」

みなさんゴマは好きですか? ゴマってあの食べるゴマです。ちなみに、僕はけっこう好きです。ほうれん草はゴマ和えが一番おいしい、と思っています。それにゴマはなかなか栄養価が高く、体にもいいのです。しかし、ゴマの殻は固い。だから、そのまま食べると…

何も考えていない?

若手の先生と放課後に雑談。そこで一人の子の話になる。 U-Tchallenge「あの子って何かいろいろとしでかすねー(笑)」 若手「そうなんですよ、だから大変で」 U-Tchallenge「そうなんや。見てると周りからの注目がほしくてやってるように見えるけど?」 若手…

本気に触発される

北海道の堀裕嗣先生の新刊が出版された。刊行予定が告知された時から、とても楽しみにしていた。今回は道徳がテーマ。書名は『堀 裕嗣の道徳授業づくり 道徳授業で「深い学び」を創る』である。また、本のカバーには「子どもたちに伝わる“本気”の道徳授業づ…

海の思い出

今週のお題「海」 海は、僕にとって見るものである。海で泳いだことはあるが、それもずいぶんと前の話になってしまう。別に泳げないわけでもないけど、わざわざ海まで行って泳ごう、とはならない。それなら、プールに行こう、となる。 だから、海の思い出を…

破壊なくして創造なし!

破壊なくして創造なし!(by橋本真也) 教師という仕事は経験がものを言う。もちろん、経験のない若手教師が子どもたちの心を掴む、経験が浅くても素晴らしい授業をするなんてことはある。だけど、やはり経験がものを言う。 そして、数年この仕事をして経験を…

モデリングの危険性

このブログの記事でも述べているが、今年度は算数専科をしている。だから、複数の学級に入り、算数の授業を行っている。その学級にはそれぞれ担任がいる。もちろん、僕よりも若い担任もいる。まあ、それはほとんどか(苦笑)。 算数の授業は、T1でしすること…

共感し、尊敬する

みんな知らないと思うが(というか話をしたことがないだけだが)、僕は「鹿島アントラーズ」のファンである。熱狂的なサポーターというわけではないが、Jリーグの中で、どこか一チーム選ばないといけない状況なら、間違いなく「鹿島アントラーズ」を選ぶ。その…

J-POPから考える

今週のお題「わたしの好きな歌」 今回は歌がテーマ。何でもブログにJASRAC管理楽曲の歌詞を掲載できるようになったらしい。だから、このお題なのだろう。 と言うことで、今回はJ-POPの歌詞から考えたことを書いてみることにする。そして、このことが好きな歌…

チーム教師⑱「やりたい症候群」

先に「手前味噌ですが」と、前置きをしておきます(笑)。多くの教師は、真面目で責任感が強い。だから、任せられたことはきちんとやり遂げようとする。これは決して悪いことではない。いや、多くの教師のこの勤勉さが、現在の学校教育を動かしていると言って…

チーム教師⑰「迷惑をかけましょう」

学校が、教師が多忙化している、と叫ばれて久しい。だからと言って、状況は変わってはいない。最近、部活動の問題を皮切りにし、教師の働き方について多く言及されるようになった。どうなっていくかは、今の時点ではわからないが注視していきたい。 さて、多…

出しゃばってしまう

出しゃばってしまった。僕のしたことは、僕ができることではあるが、担任だってできることだった。そうならば、担任にしてもらったり、任せたりした方がよかった。 僕がすることで、U-Tchallenge先生って、やっぱり良いな、と思ってもらえる。実際、相手がそ…

日米の比較

日本で行われている教育についての情報は、全てではないが入ってくる。しかし、外国の教育の情報はなかなか入ってこない。自分から求めていかないとわからないことが多い。 そんな状況で赤木和重先生の『アメリカの教室に入ってみた』は貴重である。 この本…

折り返したかな?

今週のお題「2019年上半期」 早いもので今日から7月に入った。2019年も折り返しということになる。月並みな言い方になるが、やっぱり早く感じる。 だけど、折り返し地点に来たな、とは感じていない。それは、教師の年度の区切りが4月だからだ。2019年の折…