小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

学級経営

信頼関係をベースに

先月、「高学年と向き合う」と題し、書評を書きました。 kyousituchallenge.hatenablog.jp 今回は、その続きになります。 高学年と向き合うことを考えていく中で、キーワードなるものが浮かび上がってきた。それが「受容的な態度で、指導は最小限に、子ども…

学習集団を創る

定期購読している「授業づくりネットワーク」の新刊を読んだ。今回のテーマは「学級崩壊」について。 学級崩壊という言葉は市民権をすでに得ている。教育界だけで使われている言葉ではない。そして、最近では学級崩壊という言葉を耳にすることが減ってきてい…

学級経営の必読書

僕が学級経営を考える上で参考にしているのが、上越教育大学の赤坂真二先生の学級経営についての論考。赤坂先生は、以前から学級経営の論考を発表されてきた。 赤坂先生の提案は、もちろん具体的な実践がある。それだけではなく、考え方も提示されている。僕…

何と言う?

子どもたちと対峙していると、とっさに言葉を出さないといけないことが多くある。子どもたちは、なかなか口がたつので気が抜けない。なおかつ、その時の状況を考えながら言葉を選ばないといけない。かなり難しいことである。 そんなことに向き合い実践を重ね…

策略を持つべし!

僕がファンとして楽しみにしている中村健一先生の新作が出版となった。「ブラックシリーズ」で、今回のテーマは生徒指導。 中村先生の著作は、どれも具体的。どれも実践をくぐっているからこそ書ける内容になっている。だから、わかりやすい。そして、読みや…

4月までに読みたい本【学級経営編】PART2

早いもので、もう3月となった。3月は去る、と言われるように別れの季節でもある。別れがあれば出会いもある。4月になれば新たな出会いがある。その中でも、4月から学校現場に足を踏み入れる方々はワクワクドキドキしていることだろう、と思う。 そんな方…

協同が競争にならないように

若手の授業にT2で入っていた。単元の終わりで習熟の時間であった。 班でそれぞれ机をくっつけて問題に取り組ませていた。きっと、協同させようという意図があったのだ、と感じた。 僕は習熟の時間では、だいたい『学び合い』の基本的なスタイルを取り入れ…

子どもの目から見てみる

年度末が近づいてきています。あっという間に2月に入りました。いやー、あともう少しですね。名残惜しい方、せいせいしている方、まあいろいろだと思いますが、あと少しです。 さて、年度末になると学校評価アンケートを実施しませんか? 僕の学校ではして…

事実と意見を区別する

先日、生活指導案件が発生した。それは保護者からの電話で発覚した。僕もその時空いていたのでその報告に同席することとなった。 話を聞き、思いがある教師が聞き取った内容を話し始めた。なるほど、なるほど。それを聞きながら管理職が「今のことは〇〇さん…

「限定」よりも「定番」を

今日は10月31日、ハロウィンの日である。ハロウィンは外国のお祭というイメージだ。だけど、ここ五年程で日本でも定着してきた感がある。 マーケティング的にも、夏休みからクリスマスの間に行事があると嬉しいのだろう。だからか、ハロウィン仕様の商品があ…

一区切りをつける

運動会シーズンも終わろうとしている。子どもたちはもちろん、教師たちも充実感を得られたものになっただろうか? 学校を見渡してみると、やり切った感が充満している。一部では、魂が抜け落ちている様子も見られる(笑)。 だけど、運動会が終わったからとい…

くすんだ目

早くも九月の半ばを過ぎた。少しずつではあるが、秋らしさも感じられるようになってきた。でも、まだまだ残暑は厳しい。 そんな中ではあるが、運動会を控えいる学校は、練習に追われている日々ではないだろうか。いろいろと批判がなされているが、やると決ま…

ラストチャンス

いつの間にかお盆も過ぎ、夏休みも終わりに向かってしまっている…。毎回思うのだが、本当にあっという間だ。あー、終わってしまうな。 ということで、もうすぐ二学期が始まるということで、二学期に向けての話を今回はしておく。 一学期はどうだったでしょう…

何も考えていない?

若手の先生と放課後に雑談。そこで一人の子の話になる。 U-Tchallenge「あの子って何かいろいろとしでかすねー(笑)」 若手「そうなんですよ、だから大変で」 U-Tchallenge「そうなんや。見てると周りからの注目がほしくてやってるように見えるけど?」 若手…

ソフトでも、ハードでも

コンタクトレンズの話ではない(笑)。 先日、初任の先生から学級経営についてのお悩み相談があったことを記事にした。その話の続き。 初任の先生から、「やっぱり、なかなか学級が落ち着かないのですが」というお悩み相談があった。そこで、僕は「整える」と…

学級開き、再び

何だかんだと時間は経ち、十連休も折り返しになる。いや~、やっぱり早いですね。しょうがないのだけれど、何とか抵抗しようとしてしまう。どうしようもないのだけど。 折り返し地点に立っているので、少しは連休明けのことも頭をよぎる。連休明け、何から始…

意思表明ができるように

このブログで報告しているように「クラス会議」に取り組んでいた。僕の学級にとって「クラス会議」という取り組みは、核の一つである。それぐらい自分なりに思いを持ち、実践してきた。 kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp ky…

with B

初任の先生から「学級経営で何を大事にしたらいいですか?」というおたずねがあった。 そこで、僕は「ブルゾンちえみかな」と答えた。 案の定ポカンとされた(笑)。だから、急いでその真意を説明する(笑)。 「学級の子どもたちを三つに分けてみて。Aはこちら…

継続こそ力なり

クラス会議に取り組んでいる。このことについては、何回かこのブログでも記事にしてきた。kyousituchallenge.hatenablog.jpkyousituchallenge.hatenablog.jp そんなクラス会議。先日、「体育の後に、~くんが〇〇と言ってくる、~さんが〇〇じゃないの、と文…

4月までに読みたい本【学級経営編】

いよいよ3月になった。新しい年度まであと1か月。新たに教育の現場に足を踏み入れようとしている者たちは、ドキドキワクワクしている頃であろう。それは、すでに教育の現場にいる者たちも同じでもある。 でも、やっぱりドキドキの方が大きいように思う。そ…

朝がいい? 夕方がいい?

学校という所はよく電話が鳴る。いろいろな連絡が来る。 空きコマで職員室にいる時に鳴る電話には、「あ、電話が鳴っているな」と思うだけである。だけど、朝や夕方に職員室にいる時に鳴る電話には、「電話だ!」とビクッとしてしまう。これは職員室あるある…

任せて、失敗し、学ぶ

クラス会議を行っていることは以前に記事にした。そこで議題として「給食の食べ方」が出された。その結果、こちらとしては予想外の決議がなされた。 kyousituchallenge.hatenablog.jp 子どもたちに任せた以上、決まったことを実際にやってみる。 うーん、や…

腹をくくり、任せる

クラス会議を年度始めから行っている(ちなみに、赤坂先生のクラス会議の提案を参考にしている)。子どもたちが自分たちで、他でもない自分たちや自分たちがくらす場所について話し合うことを大切にしている。そうでもしないと、主体性を育むことや協働するよ…

子どもとの関係のつくり方

私の、子どもたちとの距離感は「どちらかというと遠い」である。 私は、まだ若い。だからか、子どもたちとの距離は近いように感じている。子どもたちも私に対して親近感を持っている様子である。だから、自分が意識しなくとも、子どもたちとの距離は近くなり…

授業での学級経営

「授業づくりの方が大事か、学級経営の方が大事か?」「授業づくりが先か、学級経営が先か?」等と言う不毛な議論があります。冷静に考えると、どちらも大事であり、同時並行的に行っていくということがわかります。だから、まず「授業づくりと学級経営はセ…

どうしたの? どうしたいの?

学級開きで始まり、3週間目。そろそろお互い、地が見えてきたところ。 子どもたちも、いろいろあることを、話に来てくれる。また、いろいろしでかしてくれる(笑)。 その時に、「〇〇しなさい!」「〇〇なんじゃないかな」と、こちらの思いを話すのは簡単で…