小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

算数授業をパターン化する~導入「友達とのズレを生む」~

3年生「わり算」の授業。 問題文を書かれたプリントを配り、問題を解かせる。少しすると、あちこちから「できた」との声が聞こえてくる。そこで、ペアで答えを確認させる。そうすると、またあちこちから声が聞こえてくる。「答えが違う!」と。 実はここで…

奈良女子大学附属小学校 学習研究発表会

念願叶って? 先日、奈良女子大学附属小学校の学習研究発表会に参加した。 奈良女子大学附属小学校(以下、奈良女)は、大正自由教育運動の流れを汲んだ学校である。2代目指導主事として赴任した木下竹次を中心として、自由で民主主義的な教育を展開した。木下…

鬼が笑うわ

「1月行く、2月逃げる、3月去る」の言葉の通り、あっという間に2月が終わりそう…。本当にあっという間。教室を見渡しながら、もうすく終わりだな、と感じている。 来年度のことを考えていると、鬼に笑われそうだけども、やっぱり来年度のことを考え始め…

客を喜ばすためには、やっぱりスリルと真剣勝負です。

客を喜ばすためには、やっぱりスリルと真剣勝負です。(by力道山) 教師にとっての客は誰になるだろうか? それは子どもたちであろう(このような表現はよくないとも思うけど)。子どもたちを喜ばすために、手を変え、品を変え、日々接している。 しかし、授業に…

何もできないかな…

つながり格差の顕在化 21世紀を間近に控えた1999年に、いわゆる学力低下論争が勃発した。そして、翌年のPISA調査と呼ばれる国際化比較学力テストの結果が公表された。これらの経緯から、日本の子どもたちの学力低下傾向にあると判断した文部科学省は、「ゆと…

朝がいい? 夕方がいい?

学校という所はよく電話が鳴る。いろいろな連絡が来る。 空きコマで職員室にいる時に鳴る電話には、「あ、電話が鳴っているな」と思うだけである。だけど、朝や夕方に職員室にいる時に鳴る電話には、「電話だ!」とビクッとしてしまう。これは職員室あるある…

う~ん、どうでしょう

朝井リョウの『世にも奇妙な君物語』を読んだ。作者も述べているように、「世にも奇妙な物語」にインスパイア? されての作品。 私は「世にも奇妙な物語」を見たことがない。恐いものや不気味なものが苦手なのだ…。だから、お化け屋敷やビックリするのを我慢…

任せて、失敗し、学ぶ

クラス会議を行っていることは以前に記事にした。そこで議題として「給食の食べ方」が出された。その結果、こちらとしては予想外の決議がなされた。 kyousituchallenge.hatenablog.jp 子どもたちに任せた以上、決まったことを実際にやってみる。 うーん、や…

アイドルの消失

先月の終わり、嵐の2020年での活動休止が報告された。この報告に多くの人が衝撃を受けた。かく言う私もその一人である。学校でも大きな話題になっているというわけではないが、女子を中心に話題となっている。それを聞き、嵐は国民的アイドルグループなんだ…

俺の進化が止まんね~

俺の進化が止まんね~ (by 棚橋弘至) 子どもたちと日々教室で奮闘している。そこで、改めて考えてみると、子どもたちは、日に5・6時間と新たなことにチャレンジ(学んでいる)していることに気づく。 教師はどうだろうか? 子どもと同じように新たにチャレン…