小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

多様性と言えば

さて、多様性についての話も数回重ねてきました。 kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp 今回も論を進めていこう、と思います。 多様性のある教室・学校をイメージする時に、真っ先に思い浮かぶのが大阪の大空小学校である。大…

責任倫理を持つ!

「ネトウヨ」「ヘイトスピーチ」等、ナショナリズムの興隆について報道されることが近年増えてきている。それに対して、リベラル側に立つ者から懸念や批判がある(リベラル側も「国家」のために考えているのだから「ナショナリズム」には変わらないと思うのだ…

どんな色が好き?

今週のお題「わたしの好きな色」 はてなブログでは、「今週のお題」が出される。僕は、このお題にはあまり目を通していなかった。もっと言うと、あまり興味がなかった。だけど、今回はこうやって「今週のお題」についての記事を書いている。 ブログというの…

チーム教師⑯「失敗こそ語る」

失敗をしたら、できる限り人に知られたくない。失敗をしたら、なるべく隠したい。このような気持ちになる。だけど、知られたくないと思っても、隠したいと思っても、どこかでばれてしまっているのだけれど。まず、こういう気持ちがある、ということは確認し…

チーム教師⑮「困ってませんか?」

チームになってくると、自然と会話が増える。大した話ではないことから、真剣な話まで。でも、どうしても話しかけるのが苦手な人だっている。それぐらい言ってくれればいいのに、と思うのだが難しいことがある。そんな人に、無理しても話しかけて来て、とは…

惚れてまうやろー

「女子が男子に読んで欲しい恋愛小説№1」と言われた作品である。また、2013年には松本潤・上野樹里の主演で映画化もされた作品である。 広告会社に勤めている冴えない会社員である奥田浩介が中学生の同級生である渡来真緒にひょんなことから再会を果た…

山ちゃん、おめでとう!

題に書いている「山ちゃん」とは、南海キャンディーズの山里亮太さんのことである。まあ、こんな説明をしなくても、今だったら「山ちゃん」と言えば、山里亮太が連想されるだろう。山里亮太は、今や「世界の山ちゃん」なのである(笑)。 この時だからこそ、山…

「がんばります」より「がんばりました」を聞きたい

「がんばります」より「がんばりました」を聞きたい(by三沢光晴) 僕たち教師は「がんばる」ということが大好きだ。教師だけでなく、多くの日本人は「がんばる」ということが大好きだ。スポーツ選手のインタビューを聞いていると、たいてい「がんばりますので…

1000PV達成

一昨日、いつの間にか1000PVを達成していた。みなさん、いつもご愛顧ありがとうございます。 ブログを開設して、約一年三か月。決して早いペースではないし、誇れるものでもない。また、このブログは自分の考えをまとめる、備忘録のようなものである。だから…

一生懸命じゃない!?

同僚の先生から、こう言われた。「UーTchallenge先生って、授業を一生懸命やってませんよね」と。いやいや、僕なりに懸命にやってるつもりなのだけど(笑)。その後にもう少し言葉は続く。「なんだかいつも前でボーっとしてるだけですよね」と。 なるほど、周…

チーム教師⑭「一緒に仕事をする」

職場で同僚と話す。内容は近頃ハマっている趣味のことや自分の家でのことを話す。正直言って、あまり盛り上がらない…。いや、もしかしたらこれは僕のコミュニケーション能力の低さが原因なのかもしれないけど。それにしても、あまり盛り上がらない。 だった…

チーム教師⑬「教えてください」

人と仲良くなりたいならば、聞くことが肝要だ。もともと、人間は教えるのが好きな生物である。そして、その傾向が強い人が教師になっている。つまり、「先生、教えてください」という言葉は「先生、仲良くなりましょう」という言葉と同義なのだ。 僕も初任の…

「まんがで知るシリーズ」は誠実なつくり

「まんがで知るシリーズ」の続編を遅ればせながら読んだ。今回も一気読み。やはり、リアリティのある題材であり、学校現場のことをよく理解した上で書いてくれているからだろうな。今作も、これを読んで学びが始まるものになっている。 kyousituchallenge.ha…

俺のアウトプット

アウトプットの効用 アウトプットとは、得た知識・技能や経験したことを何らかの形で発揮することである。アウトプットすることの重要性は、説明するまでもない。そして、アウトプットの必要性は、最近になりますます声高に叫ばれている。それは教育界も例外…

ソフトでも、ハードでも

コンタクトレンズの話ではない(笑)。 先日、初任の先生から学級経営についてのお悩み相談があったことを記事にした。その話の続き。 初任の先生から、「やっぱり、なかなか学級が落ち着かないのですが」というお悩み相談があった。そこで、僕は「整える」と…