2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧
学習指導要領が改訂された。今回の改訂により、「主体的・対話的で深い学び」という、いわゆるアクティブ・ラーニングの視点が明確になった(以下、AL)。ALの視点での授業改善は、簡単に言うと「外化」を授業に取り入れる、ということである。 「外化」とは認…
放課後に出張があったので、いつもより少し早めに子どもたちには帰ってもらわないといけなかった。そこで、算数の授業をベタベタの一斉授業を行った。 そうすると予定の時間よりも大幅に早く終えることができた。だけど、学習内容を減らしたわけではない。全…
キレちゃいないよ。(by長州力) 「キレちゃいないよ。俺、キレさせたら大したもんだよ。まあ、キレさせてからだろうな。うん。でも、キレさせたらあいつリングから降ろさせませんよ。うん。まあ、キレさせてからだろうな。うん。」 と、有名な(笑)、長州語録…
気鋭二人の対談本。教育哲学×教育社会学という夢の? タッグの実現である。 とは言いながら、対談は第一部のみで、残りはそれぞれの論文と補足の資料となっている。 それぞれの論文はお二人があちこちで述べられていることを簡単におさらいできるような内容…
平田オリザの『対話のレッスン』を読んでいて気になる記述を見つけた。少々長くなるが引用する。 家庭で、教室で、会社で、私たちは、どんどん小さなサークルに囲い込まれ、その なかでしか通じない記号のような言葉のみを使って生きるように習慣づけられて…
溝上先生の新刊。新刊と言うには少し時間が経ちすぎたようにも思うが。学びと成長の講話シリーズの第2巻。今回のテーマは「学習とパーソナリティ」。 アクティブ・ラーニング(以下、AL)に取り組むとーいや、アクティブ・ラーニングだけではないがー、おとな…
休息なんかねぇぞ。俺らは一日でも休んだら勢い止まっちまうんだよ。まぁ、休みはあるけど。(by大谷晋二郎) 消費者マインドが蔓延している昨今、子どもや保護者も消費者マインドで学校教育に対峙しているのである。まるで、子どもや保護者が「僕たちはこれだ…
クラス会議を年度始めから行っている(ちなみに、赤坂先生のクラス会議の提案を参考にしている)。子どもたちが自分たちで、他でもない自分たちや自分たちがくらす場所について話し合うことを大切にしている。そうでもしないと、主体性を育むことや協働するよ…
前回の記事で、3学期をあまり張り切りすぎない、という何とも気の抜けた? 提案をした。 kyousituchallenge.hatenablog.jp その意図というか考えをもう少しまとめたい、と思い、今回はそのことで書きます。 ①成長を求め過ぎない 終結期は終わりが見えてくる…
3学期が始まった。年度の最後の学期であり、一番短い学期でもある。 ということで、教師は張り切る。張り切るのは悪くないのだけど、張り切りすぎるのは善くない、いや悪ではないかとさえ思っている。 なぜなら、今までできていないことややっていないこと…
ノリが悪い、ということは自認してきた。中学生の頃に薄々気づき始め、高校生の頃には自覚し始めていた。そして、大学生の頃や現在は、ノリが悪いことに対して開き直り、居直っている。 ノリでーというか気合いや断定的な態度でー、物事を進めようとする者た…
学校の先生は、大学へ行き、そこから社会に出ていくところを、学校制度に留まり続けている。つまり、ガキなのである、というような趣旨のことを同志からぶつけられる。少しカチン、ときながらも、「それはそうだ」と思う。そうだね、社会に出ていくという選…