小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

書斎

ゆとり世代教育論「僕たちは無様な大人たちを見てきた」

僕たちは、小さい頃から多くの場面で、無様な大人たちを見てきた。 例えば、食品偽装問題。ミートホープ、船場吉兆等、例は枚挙にいとまがない。そこでは、大人たちが自分たちのしでかしたことを何とかごまかし、はぐらかそうと狼狽える姿が報道されることと…

ゆとり世代教育論「はじめに」

新型コロナウイルスの影響が大きく、何だか忘れ去られていないか心配になるが、小学校では今年度より新学習指導要領が全面実施されている。「主体的・対話的で深い学び」が大きなキーワードとなっている。 新たな教育の方向性が示されるようになると過去のこ…

言葉が言動に影響を与える?

最近、気になることがあった。それは、「U-Tchallenge先生もしめてやってください」「ちょっとしめていかないといけないと思っています」という言葉を聞いたこと。僕はどちらにも、微笑しながら返事にもならないような声を出すだけでした。 この言葉の意味と…

支流での気づき⑤「最大公約数を取る」

支流での気づきを第五弾です。過去記事は以下を参照してください。 kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp 今年度は、T2をすることがあるし、学級担任をして…

教師の見方・考え方

同僚の先生と話しをしていた時に出てきた、悩みというか戸惑いについて。 その同僚の先生が、「特別活動」の授業づくりの協力者となったそうだ。だけど、その先生は長らく「国語」の授業づくりに力を入れている。だからこそ悩み、戸惑っているのだ。 その先…

支流での気づき④「担任変わればカラーも変わる」

支流での気づきの第四弾です。過去記事は以下を参照してください。 kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp 今回のものは前回のものと関連がありますので、よければ併せてご覧ください。 学年で…

支流での気づき③「どう見られているかを自覚する」

少し間隔が開いてしまいました。支流での気づき第三弾です。第一・二弾は過去記事を参照してください。 kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp 学級担任をしていないので、担任が不在になる学級があると入ることがある。学級担任…

どうして時短するの?

同僚の先生から、「U-Tchallenge先生って、パッパッと仕事してるよね、すごいわ」というお褒めの言葉? をいただいた。「ありがとうございます」と素直に? 受け取っておいた。 僕としては、そんなに特別なことではないように思っている。もちろん、僕なりに…

支流での気づき②「やっぱり担任が一番」

先日に記事にした「支流での気づき」の第二弾です。間隔は空きますが、連載のように書いていこう、と思っています。 kyousituchallenge.hatenablog.jp 担任が諸々の事情で教室を空けることがある。その時、授業が入っていなければ、なるべくその教室に行くよ…

支流での気づき①「立ち止まり、逸れる」

以前、「メインストリームから外れる」という記事を書いた。 kyousituchallenge.hatenablog.jp 今年度は担任をしていない。だから、メインストリームからは外れているような思いでいる。だけど、それが悪いことだとは思っていない。また、そこでの気づきとい…

教育の本分

教師の専門性 教師(支援者)は「教育(福祉)の専門的な知識、子どもに対する適切な支援の技術、保護者や同僚と良好な関係を築くコミュニケーション力等々、それこそ種々様々な知識や経験が求められる」のである。だから、教師に求められる「専門性」はズバリこ…

メインストリームから外れる

今年度は、算数専科ということで担任をしていない。つまり、学級を持っていないということである。そして、多くの学級や学年の子どもたちと関わることができている。また、T2として授業をすることだってある。 こんなことを学校で働いていない人に話すと、…

モデリングの危険性

このブログの記事でも述べているが、今年度は算数専科をしている。だから、複数の学級に入り、算数の授業を行っている。その学級にはそれぞれ担任がいる。もちろん、僕よりも若い担任もいる。まあ、それはほとんどか(苦笑)。 算数の授業は、T1でしすること…

俺のアウトプット

アウトプットの効用 アウトプットとは、得た知識・技能や経験したことを何らかの形で発揮することである。アウトプットすることの重要性は、説明するまでもない。そして、アウトプットの必要性は、最近になりますます声高に叫ばれている。それは教育界も例外…

象徴への哀惜

2016年とはどんな年だと思い出せるであろうか? リオオリンピックのメダルラッシュに沸いた年、相模原障害者殺傷事件に衝撃を受けた年と思い出すであろうか? 僕としてはこれらよりも重大なことがあった年として思い出される(上記も決して小さな出来事ではな…

失敗したら、どうする?

十連休も終わりを迎えようとしている…。まあ、しょうがないのですけどね。せっかくなので? GWらしい話題で十連休を終えようと思う。 みなさんイルカはご存知ですよね? イルカショーを観たことはありますか? イルカがインストラクターの指示でジャンプ等を…

問いや気づきを生む「振り返り」

僕は学級に「振り返りジャーナル」を持ち込んでいた。「振り返りジャーナル」のやり方は、僕が説明するまでもなく有名な実践である。詳しいやり方等は、岩瀬直樹先生の本を参照してください。 「振り返りジャーナル」で子どもとつながるクラス運営 (ナツメ社…

洗脳という側面

一昨日、クラス会議での子ども達の姿から感じたことを記事にした。 kyousituchallenge.hatenablog.jp ここで見られた子ども達の姿は悪いものではない。 しかし、少し考えてみる。 子ども達は「自分たちで話し合う」ということの価値を感じている。だけど、「…

どの言葉がよいか?

学習者主体の授業・学級を創っていきたい、と思っている。その時に、「任せる」「預ける」「委ねる」、どの言葉がぴったりくるだろうか? という問いを、同志の先生からもらった。 辞書で調べると… 任せる…①自由にさせる ②相手の好きなようにさせる ③ほって…

何もできないかな…

つながり格差の顕在化 21世紀を間近に控えた1999年に、いわゆる学力低下論争が勃発した。そして、翌年のPISA調査と呼ばれる国際化比較学力テストの結果が公表された。これらの経緯から、日本の子どもたちの学力低下傾向にあると判断した文部科学省は、「ゆと…

ゆるりと

前回の記事で、3学期をあまり張り切りすぎない、という何とも気の抜けた? 提案をした。 kyousituchallenge.hatenablog.jp その意図というか考えをもう少しまとめたい、と思い、今回はそのことで書きます。 ①成長を求め過ぎない 終結期は終わりが見えてくる…

怒ってますよ!

怒っていいんです 2015年に『インサイド・ヘッド』という、ディズニーの映画を鑑賞した。 11歳の少女ライリーの頭の中に存在する5つの感情たち(ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミ)が、彼女を守り幸せにするために日々奮闘する。ストーリーの中盤…

貧困≒つながり格差

子どもの貧困 2014年に発表された子どもの相対的貧困率は16.3%であった。この数値は、年々増加傾向にあり、2014年の結果は過去最高の記録となっている。この結果からもわかるように、日本でも貧困の問題が存在しており、また様々な報道により認知されるよう…

教師がチームになるために

教室に閉じこもる教師たち 学級王国を創る 平成27年12月21日中央審議会の「チームとしての学校の在り方と 今後の改善方策について(答申)」の中で、「チーム学校」の必要性が訴えられている。以下に答申の記述を引用する。 これからの学校が教育課程の改善等…

子どもを大人にする

教育の目的 教育基本法第一条には「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」とある。このことが教育の目的となる。 「国家及び社会の形成者…

引き継げるもの、引き継げないもの

この時期、学校の至る所で引き継ぎを行う様子を目にする。また、近年特別支援教育の推進の一環として、学校現場では「個別の指導計画」や「配慮が必要な子への対応」等を作成している。それを基にしながらの引き継ぎ、情報共有もされる。これらのことは極当…