小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

特別支援学級

通級指導の拡充

特別支援学級担任をして抱いた思いや課題を記事にした。 kyousituchallenge.hatenablog.jp kyousituchallenge.hatenablog.jp 今回は特別支援学級担任をして思ったことを提言と言うほどではないが、考えを記事にしてみる。 それが特別支援学級よりも通級指導…

特別支援学級での課題意識

前回は特別支援学級を担任して抱いた決意というか思いを綴った。 kyousituchallenge.hatenablog.jp もちろん、いいところがあれば課題もあった。そんな課題について今回は書き綴ることにする。 課題だと考えたのは、交流学級での学習について。いわゆる交流…

やはり、全員に個別の指導計画を!

新年度が始まっているが昨年度の記憶が新しいうちに思ったことや気づいたことをまとめておきたい、と思う。特別支援学級を担任して抱いた決意というか思いを今回は書き綴ることにする。 やはり「全員に個別の指導計画を!」ということ。 個別の指導計画は、…

特別支援学級における1人1台端末を活用した指導・支援のまとめ

紹介してきた特別支援学級における1人1台端末を活用した指導・支援について、実践を通して思ったことをまとめてみる。 (1)一人一人の教育的ニーズに合った指導・支援ができる 特別支援教育の大切な考え方の一つとして、「一人一人の教育的ニーズを把握…

アプリで指導・支援

1人1台端末を利活用するとさまざまなアプリを使用することができる。そのアプリを使って指導・支援することができるだろう、と思った。 どのOSでもあるであろう「タイマー」のアプリを使用した例。 特別支援学級では、クールダウンの時間や切り替えるため…

動画視聴を通して学習

以前、記事にもしたように特別支援学級は複数学年が在籍することが多い。また、同じ学年であっても一人ひとりの実態によっては取組むことは変わる。 よって、どうしても個別の指導が多くなる。しかし、教師の体はもちろん一つである。時間割によっては付きっ…

Classroomでコミュニケーション

集団に参加することに抵抗感を示し、なかなか登校することができない児童がいる。したがって、教師や学級の友達とコミュニケーションを図る機会を多く取ることができず、そのことにより教師や学級に対して安心感を持つことができないという悪循環な状態であ…

スライドで漢字学習

漢字を書くことを苦手としている児童がいる。決して漢字の読み書きができないわけではない。漢字の画数が多くなると漢字の細部まで注意を向ける必要がでてくる。そのことが児童にとっては難しい状態であった。 そこで、漢字を一画ずつ確認できるような教材を…

デイジー教科書で読解

文章を読むことに大きな抵抗感を持っている児童がいる。自力で読むことは難しく、追い読みなら何とか読めるという状態であった。その反面、読解力がないわけではなく、教材文を代読することで読解の問題を答えることができていた。 そこで、「マルチメディア…

スライドを使って読字指導

ひらがなを読むことができない児童がいる。一般的なドリルを用いて学習しても、機械的にひらがなを書くだけになり、学習したことがなかなか定着しなかった。また、ひらがなを読むことができないので、絶えず個別的に指導・支援が必要となっていた。 そこで、…

特別支援学級における1人1台端末を活用した指導・支援

近年、人工知能、ビッグデータ、IoT等の先端技術が高度化してあらゆる産業や社会生活に取り入れられた「Society5.0 時代」が到来しつつあることが指摘されている。また、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に代表されるように、社会の変化が複雑化…

複式授業から学ぶ

以前、特別支援学級の授業は複式学級の授業に似ているのではないか、という記事を書いた。 kyousituchallenge.hatenablog.jp 特別支援学級は、複数学年が在籍することが多い。1~6年生が勢ぞろいしているということもないわけではない。しかし、教師の体は…

増田『特別支援学級担任の仕事術100』

特別支援学級を担任することになり、この本を持っていてよかったな、と率直に思った。 特別支援学級のことを何となくは知っている。しかし、特別支援学級担任がどのような動きをしているのかはあまり知らないのではないだろうか。そこでの動きは、あまりオー…

お世話になっているサイト

特別支援学級と言っても多様である。障害種別である程度は区別されているが、同じ障害種別だからと言って同じ特性ではない。それは少し考えると当たり前のことだ、と気づく。通常学級だって一人ひとりちがうのが当たり前だ。 そして、特別支援学級ではたいて…

徹底的な個への興味

新年度も約1か月が過ぎた。この1か月は目まぐるしい日々であった。 しかし、少しずつは新しい学級や子どもたちのことの理解が進んでいるように感じている。そして、ある程度アセスメントができてきているように感じている。 ということで、そのアセスメン…

佐藤『入門 特別支援学級の学級づくりと授業づくり』

タイトルに「入門」という言葉があるように、入門編としては最適の一冊である。特別支援学級での環境づくり、授業・学級経営等のことがわかりやすく具体的に書かれている。特別支援学級を担任する者にとっては必読の一冊であろう。 特別支援学級を実際に担当…

特別支援学級≒複式教育?

特別支援学級は、複数学年が在籍することが多い。1~6年生が勢ぞろいしているということもないわけではない。そして、同じ学年であっても一人ひとりの実態によっては取組むことは変わる。 よって、一斉授業をすることがままならない。内容によっては一斉で…