ゴールデンウイークです。でも、今年は例年とは違い、家で過ごすことが多いのではないでしょうか。こればかりは致し方のないことです。でも、ゴールデンウイークです。少しは楽しみたいですよね。
だから、本を読みましょう! ということで、ゴールデンウイークに読みたい本を紹介していきます。しかし、なかなか本屋には行けませんし、ネットショッピングも届くのが遅れがちです。ゴールデンウイークにとは思わず、長い目で考えてください。また、昨年のゴールデンウイークにも同じような記事を書いているので、よければ参考にしてください。今回はこの記事の続きのように書いていきます。
kyousituchallenge.hatenablog.jp
⑥苫野一徳、菊池省三『学校は、何をするところか?』中村堂
苫野先生と菊池先生の対談が収められている。このタイトルも今の学校の状況を考えるには持ってこいのものとなっている。
今の社会状況では、学校に登校するということさえ難しい。ここで改めて考えたい。「学校は、何をするところか?」「学校に子どもたちを集めているのは、なぜか?」等。これらの問いを与えてくれる。自分なりの答えをこの本を参考にしながら考えたいものです。
⑦堀裕嗣、石川晋『教師をどう生きるか』学事出版
堀先生と石川先生の対談が収められている。簡単に内容をまとめると、「教師という仕事ってもっと楽しめるよ」ということ。
今の学校の状況では、教師が今までしてきたこと(授業、学級経営等)が当たり前のようにできない。そんなことに悶々としている教師も多いのではないだろうか。でも、これらを行うことだけが教師の生き方ではないはずだ。教師としてどう生きるかということについて考えてみませんか。
年越し派遣村等の「反貧困」の活動で有名な湯浅誠氏の一冊。タイトルからして刺激的である。この本で湯浅氏は繰り返し、世界はすぐに変わらない、だけど変えないといけないところはある。また、それを進めるのは一人ひとりの力だ、と述べている。
だけど、ヒーローの出現を期待してしまう。どこからともなくヒーローが現れ、この状況をいっぺんに変えてくれる。そんな妄想を抱いでしまう。でも、こんなことはあり得ない。今はなかなか先が見えない状況です。誰もが答えを持っていません。だったら、一人ひとりが考えなければいけないだろう。
なかなか先の見通せない状況ですが、自分なりに楽しみを見つけ乗り越えていきましょう。その時のお供として今回紹介した本を是非どうぞ。