小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

この1年の三つの変化

お題「#この1年の変化

 

 早いもので、新型コロナウイルスがある世界として一年間を暮らしたことになる。何だかあっという間だったな、と思い返しながら感じている。思い返したついでに、この1年の変化を考えてみる。そうすると、三つのことが思い浮かんだ。

 

変化1:より引きこもるように

 どちらかと言うと出不精である。引きこもって、一人でうんうん唸っている方は性に合っている。そして、新型コロナウイルスが拡大し、引きこもることが推奨された。それをいいことに、より引きこもるようになった。僕にとっては渡りに船のようであった。引きこもりライフを楽しんでいる。

 でも、不思議なもので「引きこもっていいよ」となると、「ちょっとは外に出たいな」と思えてくる。自分の天の邪鬼ぶりを痛感する(笑)。でも、悪いことではないだろう。今は引きこもっておき、心置きなく外に出られるようになる時を楽しみにしておこう。

 

変化2:オンラインの利用

 オンライン授業、オンライン呑み会等、いろいろなオンラインを経験した。これはなかなか悪くない。というか、けっこうオンラインで何でもできるものだな、と思えるぐらいであった。だいたいのことはこれでいいや、と思っているぐらいである。

 でも、リアルでする、会えるというのはもちろん意味のあることだ。オンラインで会っている友人に、ひょんな時にリアルで会うとすごく楽しく嬉しかった。同じ時間を共有したという感覚が強かった。これはオンラインを経験したからこそ、感じられたものであるだろう。

 

変化3:マスクへの抵抗感が下がる

 僕は、学校ではなるべくマスクをつけないようにしていた。つけているのは給食の準備時だけだったのではないだろうか。それは、自分の表情や声が子どもたちに届きにくくなるのではないか、と思ったから。そこに自信がなかったので、マスクをつけられかった。

 だけど、現在ではマスクを着用するのがデフォルトととなった。やってみると意外とできるものだな、と思う。また、特に悪影響はないようにさえ思っている。それに、風邪をひく等の病気が減った。インフルエンザなんて全然聞かない。例年だと学級閉鎖の知らせを耳にすることだってあるのに。マスクだけでなく、消毒や手洗いのおかげでもあるのだろうけど。

 

 ざっと変化を三つ挙げてみた。書いていて思ったことは、どのような状況でも慣れればやれるものだ、ということ。慣れるまで大変というのはあるのだけれど。

 だからと言って、このような状況が続いてほしくはない。しかし、「やまない雨はない」という言葉があるように、気楽にとはいかないが希望を持ちつつやり過ごしていきたい。