買ってよかったものを考えながら一年を振り返るのも恒例になりつつある。例年通り、あまり印象的なものを買った記憶がない。それでも何かあるだろうと思い返しながら三つのものを書いてみる。
昨年も大正製薬のVICSを紹介した。今年も愛用している。そして、秋頃から喉に不調を覚えることが増え、いくつかののど飴をなめていた。その中で一番おいしくなめられたもの。最近では喉の不調がなくてもなめるようになっている。
②阿久澤麻理子『差別する人の研究』旬報社
差別をしない、差別をさせないためにという教育・啓発からアプローチした内容はたくさんある。しかし、差別する側に焦点をあてたものは多くない。差別する人の論理というか考えを丁寧に解き明かしていく内容であった。とても興味深く読み終えることができた。そして、部落差別の解消のためには必読の一冊に間違いない、と思えた。
③スクイーズボール
これは買ったというよりはもらって使った物である。もらい物なので名前がいまいちわからないのでもしかすると持っている物は違う物かもしれない。スクイーズボールをもらったので、教室に置いていた。そうすると子どもたちはすき間時間ににぎにぎしていた。ストレス解消のためにというように強い思いを持っているわけではないが、何となく握っていると気分がいいというような様子であった。もらい物なので何気なく取り入れたのだけど、けっこういい物なのだと思った。
以上が僕の買ってよかったものである。来年はどんなものに巡り会うことになるのだろうか。