小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

実験過程に身を置く

今週のお題「わたしの自由研究」

 

 夏が終わった。そこで連想されるものの一つに、今回のお題になっている「自由研究」がある。ということで、自由研究のことを考えてみる。

 考えてみると、僕は今まさに自由研究を行っている。日々の教室での時間は自由研究みたいなものである。自由研究というより、「実験」とでも言う方が適当であるようにも思うが。

「実験」には成功も失敗もない。ただ結果があるだけだ。だから、常に自分自身のすることなすことを実験過程である、と考えられる。決して失敗は全てがダメなものではない。失敗は成功につながる第一歩である。このような考えを前提とする。

 そうすると、失敗という言葉さえ適切ではないように感じてくる。なぜなら、失敗という言葉には、どうしてもマイナスイメージがまとわりつくからだ。

 だから、失敗というより「実験結果」として捉える。そして、自分自身のすることなすことを「実験過程」として捉える。こうすることで、失敗にまとわりつくマイナスイメージも払拭されるだろう。そして、今までより多くのことを失敗から学べることになる。

 このように、実験過程に身を置くことにより、より日々の活動を楽しめるのではないだろうか。