先週の記事に続いて、今回は授業編についての記事を書くことにします。第一弾・第二弾の記事も是非とも参照してください。
kyousituchallenge.hatenablog.jp
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⑨田中博史『田中博史の楽しくて力がつく算数授業55の知恵』文溪堂
田中先生は温かい人です。もちろん、何となくですが、そのように感じています。それは、田中先生の「受け」が関係しているように思っている。子どもの発表の受け方、子どもの間違いの受け方た等。もちろん、教材研究や課題提示や発問等の「攻め」も大切だと思いますが、それよりも「受け」が大切なのかもしれない。
「わからない子に、わからないと言わせる」「あてられたら困る人? と問いかける」「この子の気持ちがわからない? を合い言葉にする」等、目から鱗の内容もたくさんあります。攻めだけではなく受けを考えることが授業づくりには大切のように思います。
⑩土作彰『学級づくりの3D理論』明治図書
タイトルが「学級づくり」となっているが、主に授業についてのことが書かれた一冊。「授業づくりは学級づくり」という言葉があるように、授業と学級経営は密接な関係である。それをわかりやすく説明してくれている。
土作先生が提唱する3D理論とは「授業づくりにおける重要な3要素=教える・Y繋げる・育てる」のことである。この3つの要素というか視点を持っておくことで、授業づくりの意識が変わる。
土作先生のミニネタとあわせて知っておきたい考えである。