GIGAスクール構想により、一人1台端末が整備されることとなった。しかし、整備はされているがなかなかスムーズに運用まで到達できていないように思っている。
そんな思いを持ちながら二冊の本を手に取ってみた。
一冊目『GIGAスクールはじめて日記』
実際にどのように運用しているのかということを知ることができる。多くの写真が掲載されているので、具体的なイメージを持ちやすくなっている。本書でイメージを持ち、そこから実際に使ってみるというステップを踏めばいいのではないだろうか。
やはり、最後は実際に使ってみて、トライ&エラーを繰り返すしかないのかな、とは思っている。
二冊目『はじめての授業のデジタルトランスフォーメーション』
具体的な使用方法について述べられているので参考になる。それよりもこの一冊は、事例の紹介だけでなく、なぜ一人1台端末を導入するのか、という目的にも言及されている。その部分に割かれているページが多いように思った。
だからこそ、読み応えがある一冊になっている。これから実践していく上で、繰り返し読みたい一冊に間違いない。
一人1台端末を使いこなしていく上でとても参考になる二冊であった。