小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

特別支援学級≒複式教育?

 特別支援学級は、複数学年が在籍することが多い。1~6年生が勢ぞろいしているということもないわけではない。そして、同じ学年であっても一人ひとりの実態によっては取組むことは変わる。

 よって、一斉授業をすることがままならない。内容によっては一斉で取組むこともある。しかし、通常学級に比べるとその割合はかなり小さくなる。

 しかし、教師の体はもちろん一つである。時間割によっては付きっ切りで指導できる時もあるが、全員がそろっている時や複数名いると付きっ切りで指導することはできない。そして、付きっ切りで指導することができない時間の方が多い。

 そこで、自ずと子どもが自分自身で学びを進めていく時間が発生する。子どもが自分自身で学びを進められるようにするには、教師の意図的な指導が必要になる。それを意識しながら指導しているつもりだ。

 聞いたことしかないから定かではないが、複式教育というのはこのようなことを言うのではないだろうか。だから、特別支援学級担任は複式教育に学ぶことが多いのではないだろうか、という仮説のようなものを抱いている。

 どこで学べるかはわからないが、ちょっと複式教育にも目を向けたい、と思う。