小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

「全員が」を取ってみる

前回の続き。

『学び合い』の考え方を取り入れ、授業や学級経営を進めている。

『学び合い』の課題をつくる時、主語に「全員が」入ることが多い。そうすることで、本当に全員を求めるということを明確にするのだ。

これはとても強力な言葉だと思っている。だから、主語に「全員が」を入れて課題をつくっていた。

しかし、今年は「全員が」を取り、課題としている。なぜなら、「全員が」は強力な故、傷つけてしまうことがあるからだ。「全員が」できなかったら、できない子を追い込む、全員ができるために周りの子を追い込む、こんなことに陥っていないだろうか。そんなことを考えたわけだ。

もちろん、「全員が」を求めていないわけではない。でも、言葉を取ると、もう少し緩やかになるのではないか、と考えたわけだ。

さて、この1年どうなっていくかな?