小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

何でかって? それは、鍛えてるからだ!!

何でかって? それは、鍛えてるからだ!!(by HARASHIMA)

 ある学級では、教師の発問に対して、子どもたちは押し黙り、俯き、虚ろな表情で座っている。一方、ある学級では、教師の発問に対して、意欲的に、前を向き、生き生きとした表情で話をしている。

 どんな差があるのだろうか? 気質の差だろうか? そうではない。指導の差であると考える。

 初めから、生き生きと発表できる学級(集団)もある。しかし、そうでない学級の方が、多いのが現状である。そこで、「生き生きと発表ができる学級」にしようと思えば、指導が必要になる。もちろん、「生き生きと発表ができる学級」が良い学級ではない。ここは、それぞれの教師の哲学が反映されるところである。

 指導をし、子どもたちを、学級を鍛えていくのである。これは一朝一夕では成し遂げられない。出会いである4月から少しずつでも積み上げていくものである。だが、「鍛える」意識がないと育っていくことはない。

 「どうして、こんなに育っているのですか?」「どうして、こんなことができるのですか?」という問いの答えは1つである。

 「何でかって? それは、鍛えてるからだ!!」