小さな教室からの挑戦

小さな教室でのささやかな挑戦を書き綴ります。

チーム教師①「無駄な時間?」

 「雑談」と聞くとどんな印象を受けるだろうか?
 あまり意味のないもののような印象がないだろうか。職員室で仕事をしている時に、雑談を聞くと「無駄な時間だな」と思わないだろうか。
 確かに無駄と思えば無駄な時間である。だけど、僕は無駄だ、とは思っていない。なぜなら、他人と一緒に仕事を、それを有意義なものにしようと思えば、膨大な雑談が必要だからである。
 相手のことを何も知らない、自分も何も自己開示しない状態で一緒に仕事はできない。できない、というのは言い過ぎかもしれないが。
 「じゃあ毎日10分程を雑談に当てよう」というふうに考える必要はない。意識したいのは時間よりも回数だ。いつも決まって10分程話をされると、何となくだけど怪しい(笑)。それよりも、短くていいから何回も話しかける。その方がこちらに興味を持ってくれているな、と感じられるだろう。
 だから、膨大な雑談をする。無駄な時間を積み重ねていく。

 このように考えることで、雑談に興じている自分を肯定しておこう(笑)。